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<元金融庁検査官が解説>金融機関に求められるAML/CFT対応と疑わしい取引の届出を中心としたリスク管理態勢の強化のポイント

本セミナーは終了致しました。
受講区分 オンライン
開催日時 2022-11-22(火) 10:00~12:00
講師
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 吉森 大輔 氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
弁護士
吉森 大輔 氏

(よしもり だいすけ)
経歴:2013年12月弁護士登録、2019年から2020年まで財務省関東財務局理財部(金融証券検査官)、2020年から2022年まで金融庁総合政策局リスク分析総括課(専門検査官)、同マネロン・テロ資金供与対策企画室(室長補佐)に在籍。金融庁マネロン・テロ資金供与対策企画室では、AML/CFTガイドライン・FAQの企画および改正、金融機関に対する検査・監督業務等に従事。2022年4月より現職。
資格:AMLスペシャリスト・公認不正検査士
書籍:「反社対策・AML/CFTの統合的対策-「属性」・「資金」双方に着目した組織犯罪対策の実現-(金融法務事情2189号)」、「担当者解説『マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン』改正の概要」(同2157号)」、「反社対策とAML/CFTの統合的対策の提言」(銀行法務21 2022年9月増刊号 「金融機関のAML/CFT対応と反社会的勢力対策」)など

概要 マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の基本となる「リスクベース・アプローチ」においては、リスクの特定・評価・低減の順序で整理・検討を行った上、実践していくことが求められています。
しかし、日々、「リスクベース・アプローチ」の実践やリスク管理態勢の高度化に取り組んでいる金融機関にとっては、時に、通常のプロセスとは異なる順序・観点で、自らの取組状況を「点検」することも有益であると思います。
そこで本セミナーでは、リスク低減措置の1つである、疑わしい取引の届出にフォーカスします。疑わしい取引の届出は、届出の状況等を自らのリスク管理態勢の強化にも活用することが求められており、リスクの評価や他のリスク低減措置のほか、リスク管理態勢全体と密に連動する重要な要素になります。
本セミナーは、疑わしい取引の届出態勢について、近年の金融庁の公表資料等を読み解きながら、犯収法や金融庁マネロンガイドラインにおいて求められる内容やリスク管理態勢強化の活用手法を確認・検討することによって、金融機関における自らの「リスクベース・アプローチ」の取組状況やリスク管理態勢全体の「点検」の一助となることを目標としています。
なお、令和4年8月に公表されたFAQ改訂のポイントについても解説いたします。


【本セミナーで得られること】
・「リスクベース・アプローチ」やマネロンリスク管理態勢に関する基礎的な知識と理解
・疑わしい取引の届出態勢(取引モニタリングも含む)について、法令や金融庁ガイドラインが求める内容や趣旨の理解
・FAQ改訂のポイント(リスクの特定・評価、顧客管理)の理解

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門、監査部門、事業会社、システム会社、コンサルティング会社
セミナー詳細 1.FATF審査を受けた金融庁の動向(行政方針含む)と金融機関における対応のポイント

2.リスク管理態勢における、疑わしい取引の届出の位置づけ
(1)リスクベース・アプローチに基づくリスク管理態勢の全体像
(2)リスク管理態勢における疑わしい取引の届出の位置づけ
(3)疑わしい取引の届出の意義・重要性

3.疑わしい取引の届出態勢構築におけるポイント
(1)疑わしい取引の届出態勢の全体像と各プロセスの分類(検知→検討・判断→届出→分析→活用)
(2)「検知」において求められる対応(取引モニタリングによるシステム検知を中心に)
(3)「検討・判断」において求められる対応
(4)「届出」において求められる対応
(5)「分析」において求められる対応
(6)「活用」において求められる対応
 (a) リスクの評価における活用
 (b) 顧客管理(顧客リスク評価)における活用
 (c) 取引モニタリングにおける活用
 (d) 記録の保存・データガバナンスにおける活用
(7)その他、リスク管理態勢強化のための方策の検討

4.FAQ改訂のポイント
(1)リスクの特定・評価
(2) 継続的顧客管理

5.質疑応答
補足事項 ※本セミナーは会場受講はございません。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。

【視聴のご案内】
開催1営業日前の13時にメールで視聴URLとPDF資料のご案内をお送りします。
開催1営業日前の12時以降にお申し込みの場合は視聴に関するご案内の配信にお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
※ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。

【アーカイブ視聴について】
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配信日程:2022/11/24(木)13時~2022/12/01(木)13時まで(土日祝も視聴可能)
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※配信期間中は、お好きな時間に繰り返しご視聴が可能です。
※セミナー開催翌営業日13時より、ライブ配信と同様のURLから視聴可能です。
 視聴環境の確認は、「オンライン受講の流れ」をご参照ください。 
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カテゴリ 法務/規制 AML/CFT オンラインライブ受講 申込締切間近
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開催日時  :  2024-07-31(水) 9:30~12:30