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年金積立不足に対する資産運用戦略

~新会計基準による年金運用への影響~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 1999-12-02(木) 13:30~16:30
講師 チェース信託銀行
年金営業部長
河野 伊之 氏

セミナー詳細 新会計基準によって、年金債務がどの程度増加するかに関しては、コンセンサスが形成されたといってい いだろう。3%の割引率で、企業年金全体で50-60兆円くらいであろうか。これに対し、個々の企業 の対応は多岐にわたるであろう。特に年金運用への影響は大きいと予想される。すなわち、より高いリタ ーンを追求し、高いリスクをとるのか、逆に財政状況が悪いからこそ、リスクを下げるべきなのか、資産 運用の基本的なポリシーの検討が必要と考えられる。新会計基準が「運用」に与える影響を考えたい。

講義詳細
1.新会計基準のインパクト

2.個々の企業の年金債務

3.会計基準(Accounting purpose)と積立基準(Funding purpose)計算

4.年金債務問題の市場の評価(織り込み)
  ~バリュー株、グロース株の年金債務

5.新会計基準がもたらす企業行動の変化 
  ~「一律」から「多様」、「独自性」へ

6.資産運用においての企業行動の変化
(1)運用方針の再策定   
(2)政策資産配分の見直し
(3)ALMの新たな役割

7.最適資産配分選択
(1)長期的には大幅な運用の改善が必要
(2)解散(財政悪化)リスクを抑えるため、中短期的なリスク・コントロールも必要 
(3)(超)長期と中期の運用環境の分析    
(4)中期での政策資産配分の調整の要否検討   
(5)資産配分方針決定

8.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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