電子マネーの台頭と変貌するカード業界 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-01-30(月) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て、現在経営企画研究所代表 。建設省、通産省の委員会委員 歴任。 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」等 多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
セミナー詳細 |
2.7億枚のカードが出回るカード業界は、旧来のビジネスモデルからの転換が遅れ、消費構造の変動と技術革新に対応しきれていません。そこの隙を突き電子マネーが小口決済市場60兆円を狙い、利用者を増加させています。これに加盟企業の独自戦略展開も加速化し、取り込むサービスを拡大させ、カード業界のさらなる再編成にも結びついていくと予測されます。本セミナーでは、この現状を分析し、今後の動向を予測します。 講義詳細 1.巨大化した市場と進展する事業構造の変化 (1)2億7300万枚のカード流通 (2)利用額26兆円を超える (3)利用者のニーズ変化とICカードへの移行 (4)取り残されていた巨大な小口決済市場 (5)フロント・プラットフォーム企業が独自の戦略展開 2.求められるビジネスモデルの転換遅れ (1)先行するアメリカでの新ビジネスモデル (2)アメリカでのハウスカードへの回帰の背景 (3)年会費・加盟料依存からの脱皮できていない 3.電子マネーが新ビジネスモデルによる参入戦略 (1)スイカの戦略 (2)エディの戦略 (3)セブン&アイの戦略 (4)携帯電話企業NTTドコモの戦略 (5)新ビジネスモデルの共通点と弱み 4.カード業界の新ビジネスモデルの模索 (1)商社と銀行との戦略提携を選んだオリエントコーポレーション (2)銀行系と信販系で合併したUFJニコス (3)国内信販を買収した電子商取引企業楽天 (4)未完である新ビジネスモデルへの転換 5.業界変動の想定シナリオ (1)ディスティネーション・ドメイン確立が求められる (2)ソリューション型 (3)ローエンド攻略型 (4)ハイエンド攻略型 (5)バックプラットフォーム型 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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