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<基礎から3時間で学ぶ!>アセットファイナンス、プロジェクトファイナンスの法務

本セミナーは終了致しました。
受講区分 オンライン
開催日時 2022-07-28(木) 13:30~16:30
講師
弁護士法人キャストグローバル パートナー弁護士 株式会社四国銀行 社外取締役 酒井 俊和 氏
弁護士法人キャストグローバル
パートナー弁護士
株式会社四国銀行 社外取締役
酒井 俊和 氏

(さかい としかず)
経歴:1995年横浜国立大学大学院国際経済法学研究科卒業 1999年弁護士登録 2003~2004年株式会社東京三菱銀行出向、2015年アンダーソン・毛利・友常法律事務所スペシャル・カウンセル 2020年3月ウィザーズ弁護士法人スペシャル・カウンセル就任、2021年7月弁護士法人キャストグローバル・パートナー就任、2020年6月株式会社四国銀行社外取締役就任、2020年2月株式会社病理学アソシエイツ法務部長就任 専門分野は、ストラクチャード・ファイナンス、プロジェクトファイナンス、バンキング、アセット・マネジメント、金融規制など 主な著作は『ファイナンス法 – 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス』(商事法務、2016年)

概要 不動産ファイナンスを含む各種アセットファイナンスやプロジェクトファイナンスは、その引き当てとなる各資産や事業の特性に応じて、それぞれ独自の仕組みと特徴を有する。他方、これらはSPVを利用した(広義の)ストラクチャード・ファイナンス又はノンリコース・ファイナンスとして、その仕組みの基本的考え方や知識には共通する部分も多い。これらの共通点を理解することにより、個々の取引に固有のスキームや特徴を本質的に理解することが可能となる。
本講演では、著書『ファイナンス法』で各種アセットファイナンスやプロジェクトファイナンスに共通する総論を体系的に解説した講師が、不動産ファイナンス、船舶ファイナンス、太陽光発電プロジェクトファイナンスを題材として、アセットファイナンス、プロジェクトファイナンスの基礎とその実務を解説する。まず、これらの取引に共通する基本概念、仕組みの基本的考え方と契約書実務の基礎を説明する。次に、これをベースとして、これらの取引における共通点と相違点を比較しつつ、個々の仕組みの基本構造と特徴につき実務的な説明を行う。
なお、昨年度も同テーマで航空機ファイナスを含む6時間講演を行っているが、本年は船舶ファイナスと類似する航空機ファイナンスはテーマから外した上、ポイントを絞って解説を行う。もっとも、昨年度追加した契約書実務に関する解説にも簡単に触れ、倒産法についてはご参加いただいた方に別添資料で配布予定である。

【このセミナーで得られること】
・ファイナンス全般に関する基礎的な知識と理解
・アセットファイナンス、プロジェクトファイナンスの組成に関する基本的な考え方
・アセットファイナンス、プロジェクトファイナンスに関連する金融規制、税務、会計の基礎知識
・不動産ファイナンス、船舶ファイナンス、太陽光発電プロジェクトファイナンスの基本的な仕組みと法務・税務の基礎知識
・不動産ファイナンス、船舶ファイナンス、太陽光発電プロジェクトファイナンスの契約書実務の基礎知識

【推奨対象】
金融機関のストラクチャードファイナンス部門、ゼネコン、商社、初級レベル
セミナー詳細 1.アセットファイナンス、プロジェクトファイナンスとは?
(1)ファイナンスとは?:ファイナンスの意義と特徴
(2)アセットファイナンスとは?
(3)プロジェクトファイナンスとは?

2.アセットファイナンスとプロジェクトファイナンスに共通の考え方
(1)コーポレートファイナンスとの比較
 (a)ファイナンス手法の分類 
 (b)責任財産とファイナンス手法の関係
(2)ストラクチャード・ファイナンス(広義)
 (a)ファイナンス手法としてのメリット・デメリット
 (b)アセットファイナンスとの関係
 (c)プロジェクトファイナンスとの関係
(3)ノンリコース・ファイナンス
 (a)目的
 (b)アセットファイナンスとの関係
 (c)プロジェクトファイナンスとの関係
 (d)ファイナンス手法としてのメリット・デメリット

3.アセットファイナンスとプロジェクトファイナンスに共通の法務
(1)責任財産: 責任財産の範囲とノンリコース・ファイナンス
(2)SPV
 (a)利用目的 
 (b)SPVと信用リスク 
 (c)クレジット・エンジニアリングに必要な「仕組み」:倒産隔離
 (d)SPVの種類 
 (e)移転型と独立プロジェクト型
(3)ファンド
 (a)ファンドの構成要素と諸概念 
 (b)金商法上のファンド規制 
 (c)株式会社と投資ファンド
 (d)運用型と流動化型 
 (e)投資ファンドの法形式
(4)ローン
 (a)アセットファイナンス/プロジェクトファイナンスとローン
 (b)ローンに関する重要概念
 (c)シンジケート・ローン
(5)担保
 (a)アセットファイナンス/プロジェクトファイナンスと担保: 全資産担保の原則 
 (b)担保権の種類 
 (c)担保目的物
 (d)担保権の実行手続 
 (e)担保的機能:損害担保契約(Indemnity)、相殺など 
 (f)担保権の対抗要件 
 (g)セキュリティエージェントとセキュリティトラスト
(6)金融規制法
 (a)金融規制の種類 
 (b)金融業と金融機関
(7)クロスボーダー法務:国際私法と国際民事訴訟法
 (a)国際私法(狭義) 
 (b)国際民事訴訟法

4.アセットファイナンスとプロジェクトファイナンスに共通の契約書実務
(1)契約書実務総論
(2)ローン契約
(3)担保契約
(4)匿名組合契約
(5)売買契約
(6)請負契約
(7)賃貸借契約/リース契約
(8)各種サービスプロバイダーとの契約(AM契約、PM契約、O&M契約)

5.質疑応答
補足事項 ※本セミナーは会場受講はございません。
※個人の方ならびに、業種・業務内容等により参加をご遠慮いただく場合がございますので、ご了承ください。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。

【視聴のご案内】
開催1営業日前の13時にメールで視聴URLとPDF資料のご案内をお送りします。
開催1営業日前の12時以降にお申し込みの場合は視聴に関するご案内の配信にお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
※ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。

【アーカイブ視聴について】
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配信日程:2022/8/1(月)13時~2022/8/8(月)13時まで(土日祝も視聴可能)
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※配信期間中は、お好きな時間に繰り返しご視聴が可能です。
※セミナー開催2営業日後に視聴URLのご案内をいたします。視聴環境の確認はオンライン受講ガイドをご参照ください。 
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カテゴリ リース・ファイナンス オンラインライブ受講
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