リースビジネス収益化の現状分析と今後の展望~再編や航空機ファイナンス参入によるリスクーリターン特性改善戦略策定のポイントと留意点~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-02-13(木) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社日本格付研究所
金融格付部 部長 チーフ・アナリスト 杉浦 輝一 氏
1991年一橋大学経済学部卒業 生命保険会社勤務を経て2003年に日本格付研究所に入社 レジャー産業等サービス業、自動車部品メーカー、学校法人、医療機関の格付担当を経て、金融格付部においてリース会社等のノンバンク、生命保険会社の格付を担当プロジェクトファイナンス等の格付、ハイブリッド証券の資本性評価、 |
概要 | 日本のリース会社は、1963年の日本リース・インターナショナルの設立を端緒とする。銀行系は顧客基盤と資金調達、商社系は出口の物件売却、メーカー系は仕入れと販売金融に特徴を有し、その特徴を発揮して発展、展開してきた。足元、大手リース会社グループは、伝統的なファイナンスリースや割賦のビジネスにとどまらず、航空機などのアセットファイナンスや再生可能エネルギーの発電事業運営などに領域を広げ、また、統合・再編も通じ一段と収益力を増しつつある。一方で、安定的な調達基盤を維持していく上では、いたずらに資産規模の拡大を追求することは好ましくはない。一段の利益成長のためには収益性の改善やポートフォリオの分散が重要なテーマとなっている。アセットリスク、事業リスクを取り込みつつも、分散の効いたポートフォリオを構築することで、リスク調整後のリターンを高めること(リスクーリターン特性の改善)ができるか、各社のリスク管理態勢も注目される。 |
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セミナー詳細 |
1.市場環境 (1)リース取扱高、国内設備投資需要の動向 (2)今後のリース需要の見通し (3)国内・海外の環境変化、トレンド (4)現下の市場環境におけるリース会社の戦略 2.業界動向 (1)リース業のプレーヤー数 (2)統合・再編の歴史 (3)商社系+銀行系、メーカー系+銀行系のシナジー (4)最近の大手リース会社の動向 (5)今後の再編の見通し (6)リース会計基準改定の影響 3.大手リース会社の収益トレンドと経営戦略 (1)総資産、利益、ROA、純資産比率のトレンドが示唆するもの (2)与信コストの動向 (3)多様なアセットの取り込みが進む (4)ROAの引き上げが重要なチャレンジ (5)中期経営計画のテーマと直近の短信に見る金融プラスアルファ指向 4.ケーススタディその1:中堅・中小リース会社のとるべき戦略 (1)地銀系リース会社 (2)メーカー系リース会社 (3)オートリース会社 5.ケーススタディその2:航空機ファイナンスの強化 (1)高まる航空機の需要 (2)航空機リースのリスクと経営戦略 (3)大手リース会社にとっての取り組み意義 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※講師とご同業にあたる方・個人はご参加をお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 |
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