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地域金融機関の経営に資するバーゼルIII最終化・RAF・LIBOR消滅への対応ポイント

~概要及び今後必要となる実務の整理~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2020-01-30(木) 13:30~16:30
講師 株式会社大和総研 金融調査部 制度調査課
金本 悠希 氏(主任研究員)
鈴木 利光 氏(主任研究員)
(前 金融庁 監督局健全性基準室 研究官)

【金本 悠希 氏】
2005年 大和総研入社、会社法・金融商品取引法等を担当 09年~11年財務省国際局国際機構課へ出向、IMF・金融安定理事会等に関連する業務を担当 11年~12年大和総研へ帰任、バーゼル規制を担当 12年~16年経営企画部へ異動、ミャンマーの資本市場設立プロジェクトに携わる 16年~金融調査部へ異動、税制(国際課税含む)・会計制度、金融商品取引法、金融規制等を担当
著書等:『詳説 バーゼル規制の実務』(共著 2019年 金融財政事情研究会)、『バーゼル規制とその実務』(共著 2014年 金融財政事情研究会)、『米国発金融再編の衝撃』(共著 2009年、日本経済新聞出版社)

【鈴木 利光 氏】
2007年5月大和総研入社、会計制度を担当 10年2月~12年7月ロンドンに駐在し、欧州および英国の金融制度の動向を担当 12年7月~17年6月邦銀のバーゼルIII対応、大口信用供与等規制、証拠金規制等を担当 17年7月~19年6月 金融庁監督局総務課健全性基準室(兼金融研究センター)に出向し、バーゼル規制、FSBレポ規制、証拠金規制等の国内実施に従事 また、19年6月には、金融庁金融研究センターの研究官として、バーゼル規制の国内実施に関するディスカッション・ペーパーを作成、公表 19年7月~金融制度、会計、金商法を担当

概要 2008年の金融危機から10年以上が経過し、一連の金融規制導入によるリスクの「抑制」の段階から、資本効率の向上や収益(リターン)の最大化を企図したリスク「テイク」に主眼を移すべき時期に差し掛かっている。そのため、地域金融機関において、「リスクアペタイト・フレームワーク」(RAF)の導入は不可欠となろう。
この点、「バーゼルIII最終化」(信用リスク等の管理の見直し)によるリスク・ウェイトの変更は、どの分野でリスクテイクを行うかを考えるうえで前提となり、RAFの導入に当たり、不可欠な知識である。
しかし、リスクテイクの前提として、リスク「管理」ができていなければならない。LIBOR不正操作に端を発する金利指標改革の流れを受け、今後、LIBORが消滅する可能性が高まっている。LIBORが消滅した場合、代替金利指標への移行を含め、関連業務を抜本的に見直す必要があるため、この時点から取り組んでいく必要がある。
そこで、本セミナーでは、「バーゼルIII最終化」、「RAF」、そして「LIBOR消滅」という三つのテーマについて、地域金融機関の経営にあたってその把握が不可欠な概要と、今後必要となる実務対応の整理に資する情報を提供する。
セミナー詳細 1.バーゼルIII最終化
(1)信用リスク計測手法の見直し
(2)マーケット・リスク計測手法の見直し
(3)オペレーショナル・リスク計測手法の見直し
(4)その他の見直し

2.地域金融機関におけるRAFへの取組みの現状と今後必要となる実務対応
(1)RAFの背景
(2)本邦金融機関等の導入状況
(3)ROEとの関係
(4)サウンドプラクティスの紹介

3.LIBOR消滅
(1)金利指標改革とLIBOR消滅の経緯
(2)LIBOR消滅が生じさせる課題
(3)LIBOR消滅に対する会計・実務上の対応

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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