地域金融機関の経営に資するバーゼルIII最終化・RAF・LIBOR消滅への対応ポイント ~概要及び今後必要となる実務の整理~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-01-30(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社大和総研 金融調査部 制度調査課 金本 悠希 氏(主任研究員) 鈴木 利光 氏(主任研究員) (前 金融庁 監督局健全性基準室 研究官)
【金本 悠希 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 2008年の金融危機から10年以上が経過し、一連の金融規制導入によるリスクの「抑制」の段階から、資本効率の向上や収益(リターン)の最大化を企図したリスク「テイク」に主眼を移すべき時期に差し掛かっている。そのため、地域金融機関において、「リスクアペタイト・フレームワーク」(RAF)の導入は不可欠となろう。 この点、「バーゼルIII最終化」(信用リスク等の管理の見直し)によるリスク・ウェイトの変更は、どの分野でリスクテイクを行うかを考えるうえで前提となり、RAFの導入に当たり、不可欠な知識である。 しかし、リスクテイクの前提として、リスク「管理」ができていなければならない。LIBOR不正操作に端を発する金利指標改革の流れを受け、今後、LIBORが消滅する可能性が高まっている。LIBORが消滅した場合、代替金利指標への移行を含め、関連業務を抜本的に見直す必要があるため、この時点から取り組んでいく必要がある。 そこで、本セミナーでは、「バーゼルIII最終化」、「RAF」、そして「LIBOR消滅」という三つのテーマについて、地域金融機関の経営にあたってその把握が不可欠な概要と、今後必要となる実務対応の整理に資する情報を提供する。 |
詳細 |
1.バーゼルIII最終化 (1)信用リスク計測手法の見直し (2)マーケット・リスク計測手法の見直し (3)オペレーショナル・リスク計測手法の見直し (4)その他の見直し 2.地域金融機関におけるRAFへの取組みの現状と今後必要となる実務対応 (1)RAFの背景 (2)本邦金融機関等の導入状況 (3)ROEとの関係 (4)サウンドプラクティスの紹介 3.LIBOR消滅 (1)金利指標改革とLIBOR消滅の経緯 (2)LIBOR消滅が生じさせる課題 (3)LIBOR消滅に対する会計・実務上の対応 4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |