中国プラットフォーマーのビジネスモデル最新動向と金融機関の競争・提携ポイント~中国デジタル革命の体系的な理解を踏まえた国内金融機関の対応~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-05-24(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社NTTデータ経営研究所 グローバル金融ビジネスユニット シニアスペシャリスト 岡野 寿彦 氏
上智大学法学部卒業後、NTTデータにてSE、法務を経験した後、中国郵便貯金システムの構築、北京現地法人経営など中国ビジネスの豊富な経験を有する 2011年より上海にて、中国金融機関向けITサービスの事業開発を目的に、人民銀行直系企業グループとの資本提携に取組み、合弁会社(董事長は元浦東発展銀行頭取)に経営陣No2で経営参画 16年からNTTデータ経営研究所勤務 日本経済研究センターなど講演多数 |
概要 | 中国デジタルビジネスの成長要因と変化(競争ポイントの最新動向)について、アリババ等プラットフォーマーのビジネスモデルと中国政府政策を中心に体系的に解説する。更に、「中国プラットフォーマーと銀行との競争と提携」について、プラットフォーマーの金融事業をアントフィナンシャル、微衆銀行(テンセント系)のケース分析をしたうえで、銀行Tier(Tier1:工商銀行等5大銀行、Tier2:株式制銀行、Tier3:都市商業銀行)毎に競争/提携の戦略と課題をモデル化し、日本企業への示唆を提示する。 |
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セミナー詳細 |
1.中国プラットフォーマーの成長要因とビジネスモデル (1)中国デジタル革命の全体体系(要因間の因果関係×変化の構造) (2)BAT:「社会の困りごと」を解決することを通じて成長 (3)事例分析:アリババ~EC事業者から中小企業にビジネスインフラを提供する企業へ 2.中国政府のロードマップとデジタル政策 (1)インターネット関連政策~経済新常態における成長エンジンの創出 (2)社会信用体系と信用スコア (3)中国デジタル経済の進展による社会・経済活動の変化(分析) 3.プラットフォーマーとの競争ポイントの変化 (1)プラットフォーマーの戦略比較、分析 (2)競争ポイント1:生活シーンの囲い込み (3)競争ポイント2:ネットとリアルの融合~チャネルから製品、サービスの競争へ 4.中国プラットフォーマーの金融ビジネス (1)事例分析:アントフィナンシャル~“テックフィン”で目指すもの (2)事例分析:微衆銀行(テンセント系)~ロングテール 5.銀行のデジタル対応とプラットフォーマーとの競争/提携 (1)銀行Tier1~3ごとのプラットフォーマーとの競争/提携モデル (a)Tier1:工商銀行等5大銀行(工商銀行/建設銀行/農業銀行/中国銀行/交通銀行) (b)Tier2:株式制銀行 (c)Tier3:都市商業銀行 (2)事例分析:工商銀行のデジタル戦略 6.日本の金融機関への示唆 (1)中国金融機関中堅幹部の課題意識からの考察~彼らは何に悩んでいるのか (2)プラットフォーマーとの提携における課題(リーダーシップ争い、ビジネススタイルのギャップ等) (3)ポジショニングとデジタル戦略~最新動向からの示唆 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
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