IFRS保険契約及びFASB改定基準書の概要と財務報告プロセス見直し時の考慮事項 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-01-31(木) 9:30~12:30 |
講師 |
PwCあらた有限責任監査法人 第二金融部 武田 泰史郎 氏 植松 徹 氏 竹中 紳治 氏
【武田 泰史郎 氏】 |
概要 |
昨今における会計基準の変化は、過去に類を見ない規模で日本の保険会社の財務報告に影響を与える可能性があります。 2017年5月に最終基準が公表されたIFRS第17号「保険契約」は、2021年以降の適用開始に向けて、移行リソース・グループ(TRG)において適用に関する議論が継続されていますが、その過程において、いくつかの適用上の課題が指摘されています。また、欧州におけるエンドースメントプロセスにおいても、複数の課題が指摘されており、基準の変更の要否や、適用時期について、注目が集まっています。 他方で、米国会計基準においては、2018年8月に「長期契約の会計処理に係る特定項目を対象とした改善」が最終化され、公開企業は2021年、その他の企業には2022年以降から適用されます。 これらの基準の適用における影響は、決算プロセスの再構築や上流システムの改定など、影響は広範囲に及ぶことが想定されています。特に本邦保険会社においては、これらの基準への対応を日本基準決算と並行して行う必要があるため、導入に向けて、新基準への対応だけでなく、既存プロセスの整理も含めた、財務報告プロセスの効率化・早期化についての検討も、重要な課題と考えられています。 ―本セミナーポイント― 午前のパートではIFRS第17号「保険契約」と米国会計基準「長期契約の会計処理に係る特定項目を対象とした改善」の内容や全社的な影響・経営上の課題について解説するとともに、中でも保険会社にとって影響が大きいと考えられる財務報告プロセスの改善における考慮事項についても解説します。 ―セミナーの対象者― ・ガバナンス事務局、社内・社外監査役、役員、経営企画部門 ・収益管理・財務部門、コンプライアンス・リスク管理部門、内部監査部門、システム部門の担当者など |
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セミナー詳細 |
1.IFRS第17号「保険契約」の現状 (1)IFRS第17号「保険契約」の概要 (2)最終基準公表後の動向 2.米国会計基準「長期契約の会計処理に係る特定項目を対象とした改善」の概要 (1)FASB改定基準書(ASU2018-12)の概要 (2)日本の商品特性に照らした課題 3.新基準適用により保険会社が直面する経営上の課題と考察 (1)保険会社が直面する課題 (2)課題への対応アプローチに関する考察 4.財務報告プロセスの改善における考慮事項 (1)新基準適用によって影響を受ける領域 (2)業務プロセスの改善 (3)RPA等テクノロジー導入の検討 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※講師とご同業にあたる方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 |
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お問い合わせ先 |
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