海外の不動産テックの最新動向と今後の日本市場での応用可能性 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-06-27(水) 9:30~12:30 |
講師 |
ビットリアルティ株式会社 取締役 谷山 智彦 氏 株式会社野村総合研究所 グローバルインフラコンサルティング部 荒木 康行 氏
【谷山 智彦 氏】 |
概要 |
近年、日本でもFinTech(フィンテック)と呼ばれる情報技術(IT)を活用した革新的な金融サービスに注目が集まっているが、このような動きは金融業界に留まらず、不動産業界にも広がりつつある。保守的で変化に乏しく、イノベーションも遅いと言われていた不動産業界は、情報技術との融合を経て、どのような姿に生まれ変わりつつあるのか。 本セミナーでは、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ブロックチェーン等、不動産業界においても活用が始まりつつある数々のテクノロジーの基礎について理解した上で、まずは海外で先行している不動産テック(Real Estate Tech)の最新動向について紹介する。特に、米国における不動産テックの動向や日本への示唆について紹介する。そして、国内でも登場しつつある不動産テック系サービスの動きを踏まえ、今後の日本における不動産ビジネスや不動産市場に与えるインパクトについて考察する。さらに、実際に不動産テックのサービスや活用を検討するにあたっての視点や考え方も提示する。 具体的には、不動産に係るオープンデータやビッグデータの活用、不動産流通の新しいプラットフォーム、不動産に特化した投資型クラウドファンディングやクラウドソーシング、情報技術を利用した不動産マネジメントの高度化など、不動産と情報技術が融合した革新的な不動産サービスの概要、その背景となるテクノロジーとビジネスモデルを紹介し、日本の不動産業界への影響やインパクト、応用可能性について整理する。 |
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セミナー詳細 |
1.はじめに:不動産テック(Real Estate Tech)登場の背景 (1)不動産業界における「第4次産業革命」の動き (2)日進月歩で進化する要素技術の概要と現在の適用領域 (3)他業界に見るテクノロジーの進化が及ぼす業界インパクト (4)テクノロジーに対する既存プレイヤーの対応 2.不動産テック(Real Estate Tech)の全体像 (1)不動産テックの世界的な最新動向と全体像 (2)直近の不動産テック業界に見られる特徴的な動き (3)多種多様な不動産テック企業の全体像 (4)主なビジネスモデルと従来の不動産プレイヤーとの比較 3.不動産テック(Real Estate Tech)の主な先進事例とビジネスモデル (1)マッチング系サービス(不動産売買・賃貸プラットフォーム、エージェント・マッチング、 個人間売買プラットフォーム、シェアリング・エコノミーなど) (2)ビッグデータ系サービス(不動産マーケティング、価格査定エンジン、データ集約化・ 情報提供サービス、データ共有、ナウキャスティング、意思決定支援サービスなど) (3)クラウド系サービス(投資型クラウドファンディング、クラウドソーシングなど) (4)オペレーション系サービス(アセット・マネジメント、プロパティ・マネジメント、 その他不動産業務効率化サービスなど) (5)その他サービス 4.米国における不動産テックの潮流 (1)米国における不動産テック興隆の背景・要因 (2)米国不動産テックの事例と特性 (3)米国不動産テックからの示唆 5.不動産テックの今後と日本の不動産業界へのインパクト (1)今後の日本の不動産市場で起こり得る構造変化 (2)不動産テックによって変革される不動産ビジネスの将来像 (3)ビッグデータと人工知能を活用した不動産データサイエンスの具体例 (4)従来プレイヤーが不動産ビジネスで競争優位を保つための方策 (5)不動産テック事業の検討におけるポイント 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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