日本生命保険におけるRPAの活用と今後の展望 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-10-10(火) 13:30~16:30 |
講師 |
日本生命保険相互会社 企業保険契約部 主任専門課長 宮本 豊司 氏 1990年日本生命入社 95年全国に分散した事務の集約化PT参画 99年ニッセイ情報テクノロジー出向 日本生命以外のマーケットへの業務効率化コンサルティング、新規ソリューション企画を担当 BPO事業立上げ、RPA導入等を推進 2013年~日本生命でRPA導入推進 17年~企業保険部門の事務工程改革担当 |
概要 | 2016年4月「日生ロボ美ちゃん」という愛称でRPAが働きはじめ、「入社式」まで行われメディアで話題になった日本生命保険。本セッションでは日本生命が導入した「Biz Robo!」の作り方、事務システム面での導入メリット、導入方式等の基本的な仕様の解説を始め、日本生命保険において、実際に日々活用されている事例と、実体験から導き出されたRPA導入・運用時におけるポイントについて紹介する。また、今後の展開として、AI技術を活用した文字認識、点検事務の自動化等、紙事務のフロー全体をRPAで支援する取組の試験実施についても触れる。 |
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セミナー詳細 |
1.RPA(ロボットによる業務自動化)の概要 (1)RPAとは ~RPAテクノロジーズ株式会社HP抜粋 (2)「BizRobo!」とは (3)「BizRobo!」導入のメリット~事務・システム面 (4)「BizRobo!」でできること~事例:公的照会(社内システムの検索・照会) (5)「BizRobo!」導入前後の事務の変化 (6)「BizRobo!」の導入方式 (7)日本生命における1PC1ライセンス方式の活用事例 (8)「BizRobo!」が読み取れるファイル (9)「BizRobo!」の起動指示と処理結果 (10)ロボットの作り方 2.RPAの導入形態 3.日本生命におけるRPA導入事例 (1)導入台数と活用業務数 (2)RPA導入の背景と課題 (3)部門A課題:大量のハンド事務の効率化① (4)部門A課題:大量のハンド事務の効率化② (5)人とロボの連携による作業イメージ~前頁の受付証跡管理 (6)部門A 課題:業務ピークに対し、要員追加による対処の限界 (7)部門B 課題:大規模投資による効率化を図っても減らない事務量~少量多品種事務 (8)部門B なぜ事務は増えるのか~構造課題 (9)部門B なぜシステムの画面(帳票)は増えるのか (10)部門B 対応の方向性 (11)部門B RPA導入の狙い (12)部門B RPA導入後の理想の事務設計の形 (13)RPA導入への社内調整・外部調査【参考情報】 (14)RPA導入の効果 4.日本生命におけるRPA導入・運用に当っての検討事項 (1)全体要約 (2)オリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社の取組 【自社開発体制の構築】 (3)日本生命でのトライアル実施内容とスケジュール (4)日本生命でのトライアル(システムとの親和性の評価) (5)日本生命でのトライアル(事務削減効果の評価) (6)ロボの開発方式(通常のシステム開発との違い) (7)プロジェクトリスクと対策 (8)ロボ標準設計書の導入 (9)ロボ標準設計書(プロセスマップ) (10)ロボ標準設計書(BPMN事務フロー)【参考】プロセスとフロー図の作成単位(Lv5~Lv7) (11)ロボ開発保守体制 5.今後の展望 (1)紙事務の自動化に向けたRPA技術活用研究 (2)机上検証結果 (3)eFLOWの機能概要 (4)eFLOWの導入可否検証 (5)eFLOWの機能(OCR-2011年との比較) (6)従来のOCRと最新のAI技術の差異 (7)AIの学習機能のイメージ(ex.診断書) (8)AI技術の公開性と最新技術を活用できる条件 (9)最新の文字認識技術 (10) OCR精度向上の工夫 (11) 人による補正(データ確定) 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※会場にご注意ください。 |
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