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金融監督指針、検査マニュアル等の読み方と有効な活用法 ≪基礎編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-04-12(水) 13:30~16:30
講師 東京国際コンサルティング株式会社
代表取締役
青木 茂幸 氏

国内外350を超える金融機関等のお客様に、各種規制対応、コンプライアンス・リスク管理態勢の高度化、内部監査機能支援等のサービスを提供してきた 三菱信託銀行(在籍中、経済企画庁調査局出向)、国際監査法人KPMGグループを経て現職 日本内部監査協会「金融内部監査士試験委員」や早稲田大学EC「リスクマネジメント講座」講師等を歴任。地方銀行協会、損害保険協会、日本証券業協会、東京証券取引所等での講演・研修多数 公認リスク管理監査人(CRMA)、公認不正検査士(CFE)

概要 平成16年以来、監督当局による「総合的な監督指針」、「検査マニュアル」をベースとした監督、検査が行われ、現在、抜本的な見直しも検討されているところです。そこで、本セミナーでは、あらためてこれら監督文書の体系、業法令や行政処分等の関係、知るべきポイントを整理し、有効かつあるべき取り組みを解説するものです。
セミナー詳細 1.金融規制の体系と監督指針、検査マニュアルの意義
(1)金融規制上の法令・行政規則等の区分とは?
  ~府令、告示、ガイドライン、監督指針など
(2)金融業法令における「監督」の意味とは?
(3)「検査」の意義、効果とは?
(4)「監督指針」の発動基準とは?
(5)業規制をどう受け止め、経営に活用すべきか?
(6)検査マニュアル見直しの動向、今後どう対応するべきか?

2.監督指針の読み方と有効な活用
(1)「総合的な監督指針」の性質とポイント
 (a)監督指針の性質(業法と監督指針の関係とは?)
 (b)監督指針と行政処分の関係
(2)監督指針の有効な対応
 (a) 着眼点、監督手法、監督上の対応の枠組みと意義
 (b)「適切な措置」「機能発揮」「内部管理態勢整備」等の対応
  ~何をどの程度整備しておく必要があるか?
 (c) 検査マニュアルとのずれにどう対処すべきか?

3.検査マニュアルの読み方と有効な活用
(1)「検査マニュアル」の性質と対応姿勢
 (a) 検査マニュアルの位置づけ(法的性質、規範性)
 (b) 業法と検査マニュアルの関係
 (c) 選択行政対応と行政処分へのつながりとは?
 (d) チェックリストに対する対応義務はあるか?
  ~ミニマムスタンダードとベストプラクティス論
(2)検査マニュアル対応の基本姿勢
 (a) 検査マニュアルの基本体系(経営陣・管理者とPDCA)
 (b) 「認識しているか」「周知しているか」「適切に」等への対応
  ~何をどの程度対応すればよいのか?
 (c) 「態勢整備」の要求を満たす基本要素とは?

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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