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オリックスの戦略転換

~事業ポートフォリオの質的転換と金融戦略オプション~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-09-27(火) 9:30~12:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

概要 2006年度までリース業界NO1のオリックスは、メガバンク系の再編攻勢と2008年のリース会計基準の変更により、ランキング順位を大きく低下させた。一方、同社はそれ以前より不動産金融を柱として法人金融サービス・証券・保険・資産運用などの総合金融グループを目指してきた。しかし、リーマンショックで不動産金融も曲がり角に直面した。2009年度に底打ちして2015年度まで7期連続増益を果たし、最高益を記録した。この原動力は、「金融+サービス」のコンセプトによる事業ポートフォリオの組み換えと積極的な海外展開である。現在と今後の戦略展開をM&Aの強み・弱みと合わせて対比する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。
セミナー詳細 1.リース業界の地殻変動と2008年のリーマンショック
(1)2007年度にランキング変動
(2)震源地はリース会計基準変更
(3)2008年リーマンショックの衝撃度
(4)オリックスの位置と業績

2.2010年度のオリックスの事業展開
(1)金融からサービス関連までの事業ポートフォリオ戦略
(2)法人金融サービス
(3)メンテナンス、リース
(4)不動産
(5)事業投資
(6)リテール
(7)グループの業績

3.2015年度の事業ポートフォリオと競争力
(1)事業ポートフォリオと注目ポイント
(2)3セクターでのマトリックス管理
(3)事業別差別化度と競争力
(4)課題
(5)今後の戦略展開

4.今後の戦略オプションと影響(1)法人金融サービス+リテール
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行への影響
(4)証券への影響
(5)生保・損保への影響

5.今後の戦略オプションと影響(2)メンテナンス、リース
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行系リース会社への影響
(4)商社への影響

6.今後の戦略オプションと影響(3)事業投資
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)抱える課題
(4)銀行への影響
(5)証券への影響

7.今後の戦略オプションと影響(4)不動産
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行への影響
(4)証券への影響
(5)商社への影響
(6)他業界への影響

8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※残席2 

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