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金融機関において注意すべき不正リスク管理のポイントと実務手法

~近年の不正事例を踏まえて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-07-21(木) 9:30~12:30
講師 株式会社KPMG FAS
フォレンジック部門
マネージャー
佐野 智康 氏

2006年慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業、同年より投資会社にて投資先の選定・実行・投資後の管理業務に従事、09年より(株)KPMG FAS(あずさ監査法人のアドバイザリー事業子会社)に在籍フォレンジック部門にて、第三者委員会や社内調査委員会における不正調査ならびに再発防止策の導入支援に従事 テーマは不正会計・横領・インサイダー・贈収賄・カルテルなど多岐にわたる近年は、グローバル企業における不正リスク管理体制や、贈収賄・カルテル等のコンプライアンス体制の構築支援に従事

概要 近年、社会を震撼させる重大不正事案が相次いで発覚しています。また、有力企業における不正も引き続き頻発しています。重大不正事例の傾向を俯瞰すると、「経営レベルや組織ぐるみの不正」「ノンコア事業や小規模子会社における不正」に大別されますが、これらの不正を有効に予防・発見するための不正リスク管理態勢は、多くの企業において高度化の余地があるものと見受けられます。
本講座では、世間の注目を集めた重大不正事案のケーススタディ等を通じて、不正の発生原因を追究するとともに、どの企業にも共通するリスク要因と教訓を学びます。次いで、不正リスク対策の高度化に向けた着眼点や、具体的な実務事例について解説します。最後に、従来型のモニタリングでは発見できない不正への対策として注目されている「電子メール監査(調査)」の実務事例を解説します。
※ 本講座は、内部監査部門をはじめ、不正リスク管理に携わる方全般を対象とした内容となっています。
セミナー詳細 1.不正リスク管理の基礎
(1)不正の分類
(2)不正の発生要因
(3)不正行為者の傾向
(4)人はなぜルールを無視するのか?
(5)積極的な不正リスク管理の重要性

2.重大不正に共通する発生原因と不正リスク対策の要点
(1)近年の不正事案の傾向
(2)近年の不正事案のケーススタディ
(3)過去の有名な不正事案
(4)考察-どの企業にも共通するリスク要因
(5)重大事案の発生に備えるべきこと
(6)ノンコア事業・小規模子会社における不正リスク対策の要点

3.不正リスク管理の重要ポイントと実務事例
(1)不正リスク管理の高度化に向けた具体的着眼点と実務事例
(2)先進的な取組み事例の紹介

4.電子メール監査(調査)の実務
(1)電子メール監査(調査)が有効な場面
(2)電子メールのモニタリング手法の分類と特徴
(3)電子メール監査の準備・実施等の実務ポイント
(4)電子メール監査(調査)の手順と実務事例

5.質疑応答※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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