成熟期を迎えるカードローンビジネスの現状と今後~金利ではない差別化戦略構築の考え方~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-04-21(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社NTT データ経営研究所
金融コンサルティングユニット 本部長 佐藤 哲士 氏 1969生 大阪府出身 93年神戸大学卒 さくら銀行(現三井住友銀行)入行 リテール戦略等に従事 05年アビームコンサルティング入社、07年NTTデータ経営研究所入社 金融コンサルタント 主に、リテール分野におけるマーケティング戦略策定、業務プロセス設計、各種調査・リサーチ業務等のコンサルティングに従事 |
概要 |
「取引先企業の海外進出」「預貸率低下」「マイナス金利」等、経営環境が厳しさを増す中、金融機関は現在、リテールビジネス、特にカードローンビジネスに力を入れている。貸金業者である保証会社との提携の基、これまでに順調に業容を拡大し、直近では、金融業界全体で年間約4,000億円の残高拡大を実現している。 収益の柱に育てたいカードローンではあるが、少子高齢化の進展、地方から始まる人口減少等、市場を取り巻く環境は決して明るくない。国内規模10兆円とも試算される限られた市場において、金融機関が進める現在の戦略では、中長期的な収益確保の観点からも、早晩、限界が来てしまうことが明白となっている。 本セミナーでは、成熟期を迎えるカードローンビジネスの現状と今後を概観した上で、中長期的な観点から、今後金融機関に求められる戦略の方向性等を解説する。 |
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セミナー詳細 |
1.金融機関を取り巻く環境 (1)厳しさを増す金融機関経営環境 (2)リテールビジネスの重要性の高まり (3)住宅ローンからカードローンへのトレンド変化 2.貸金業界を巡る動き (1)貸金業者数・貸付残高等マクロ動向 (2)貸金業法改正・過払い返還請求の影響と今後 (3)貸金業者の経営実態 3.カードローン利用者の現状 (1)銀行カードローン利用者と貸金業者カードローン利用者の違い (2)カードローン利用者の行動プロセス (3)残高拡大に向けたポイント 4.金融機関におけるカードローン取り組み事例 (1)メガバンクの取り組み事例 (2)地域金融機関の取り組み事例 (3)インターネット専業銀行の取り組み事例 5.今後金融機関に求められる戦略 (1)ターゲット設定 (2)金利ではない差別化戦略構築の考え方 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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