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金融機関における事務リスク管理の課題と対策

~正確な報告の収集と対策の評価・モニタリング~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-04-19(火) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、大手クレジットカード会社、電子債権記録機関等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施 主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011 年9 月号) 「銀行員の内部犯罪を防ぐ」(金融ジャーナル、2013 年12月号) 「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(financialregulation 2014 冬号)公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)

概要 金融機関における事務リスクの管理は、自己点検(CSA)、内部損失情報の収集、原因分析、経営向けの報告と管理プロセスは定まっています。一方、それぞれの事務ミスへの対応は、現場での事案への個別対応に留まり、再発防止の効果や管理の形骸化に不安を持つ声も聞かれます。また、収集した情報を基にした分析が十分に活用できないケースや、現場へのフィードバックの方法なども新たな課題として認識されています。
本セミナーでは、最近の金融機関をとりまく環境変化を踏まえた事務ミスの管理手順を解説いたします。特に、収集した事務ミス情報を効果的に利用するための報告プロセスの留意点、収集した情報の活用事例やフローチャートを利用したオフサイト・モニタリング手法についてもご紹介します。
セミナー詳細 1.金融機関の事務リスク管理態勢
(1)金融機関の事務リスク管理体制・役割
(2)金融機関の事務リスク管理の実施内容
(3)金融機関の事務リスク管理結果の利用

2.事務ミスの分類区分と代表的な分類手法
(1)プロセスベースでの分類
(2)事象ベースでの分類
(3)原因ベースでの分類
(4)代表的なヒューマンエラーの分析手法

3.事務ミス報告プロセスの課題
(1)事故発生→報告プロセス 必要事項が漏れない報告のための留意点
(2)報告→分析プロセス 分析の区分軸と報告対象
(3)分析→原因究明プロセス 分析手法の利用の際の留意点と真因分析
(4)原因究明→対策プロセス 対策の導き方と役割毎の対策の整理

4.事務ミスの対策の評価
(1)代表的な事務ミス対策
(2)フローチャートを利用したオフサイト・モニタリング
(3)対策のフォローアップと効果測定
(4)対策の問題の捉え方 解決の方向性とリスクレベル、対策の選択方法
(5)役割に応じた効果的な対策

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※残席わずか 

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