最近の保険事業に対する当局検査・監督について~コンプライアンス体制・保険募集管理態勢の整備の重要性~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2002-05-22(水) 13:30~16:30 |
講師 |
あさひ法律事務所 元大蔵省 保険第一課長・第二課長 滝本 豊水 弁護士
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セミナー詳細 |
金融行政が明確・透明なルールに基づく事後監視型を標榜し、保険検査マニュアルによる検査が本格化。このような中で、保険会社が保険業法違反で処分を受ける場合、ほとんどが保険募集によるといった実態である。そこで、最近の検査・監督行政の動向、検査への対応をどうすべきか、コンプライアンス、募集管理態勢の重要性等について解説する。 講義詳細 1.最近の検査について (1)原則:自己責任原則の下での事後監視 (2)検査マニュアルに即した内部管理体制の構築の有無をチェック (3)検査官のスタンス ~ 検査はどう実施されるか(三段表に基づく検査) (4)検査のポイント ~ 募集管理、資産査定、内部管理体制、リスク管理、(子会社・関連会社) (5)内部告発・苦情が多い ~ 募集に問題あり 2.処分・監督行政の動向 (1)処分は大きな法的リスク…予防する方法 (2)処分の具体的事例の研究 (3)禁止行為(保険業法300条)違反は保険会社の行為か代理店の行為か ~ 会社処分となる場合の10のチェックリスト (4)業務停止命令と業務改善命令 (5)検査忌避は最悪 (6)不祥事件届出の基準 (7)検査・処分・届出等の内容の公表と情報公開法 (8)自主的に申し出た場合の情状酌量 (9)保険業法の解釈・適用の曖昧さ~ 明確化の方向とノーアクションレター 3.内部管理体制の整備 (1)コンプライアンス統括部、内部監査部門の役割 (2)違法行為等不適正事項発見時の対応 (3)社内処分等責任の明確化 (4)再発防止策 4.募集管理 (1)募集管理態勢整備の重要性 (2)「募集」の定義 (3)「特別の利益提供」とは何か(事業方法書に基づく割引) (4)員外問題・保険料ダンピング (5)代理店手数料の対価性・社員代行 (6)重要事項の説明義務 ~ 誹謗中傷、比較表示、早期解約等 (7)無登録・無届募集 5.その他の問題 (1)他業禁止と子会社・関連会社 (2)銀行窓販 (3)アウトソーシング 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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