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バーゼル規制の改正動向を踏まえた、信用リスク管理の実務≪基礎編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-07-27(月) 13:30~16:30
講師 新日本有限責任監査法人
金融アドバイザリー部 シニアコンサルタント
木村 秀吾 氏
金融部 シニアマネージャー
大樂 弘幸 氏

【木村 秀吾 氏】
金融機関勤務後、財務省、金融庁等を経て、2014年に新日本有限責任監査法人に入所 金融機関の規制対応等に関するコンサルティング業務に従事 13~14年金融庁総務企画局総務課国際室課長補佐 バーゼル銀行監督委員会傘下の部会メンバーとして、レバレッジ比率規制や大口エクスポージャー規制等の策定に従事すると共に、国内法制化にも関与 ワシントン州米国公認会計士、日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書(共著)は「バーゼルIIIレバレッジ比率の枠組みと開示要件」(金融財政事情、14年)、「大口信用供与等規制はどう変わるか」(金融財政事情、14年)など

【大樂 弘幸 氏】
公認会計士・CFA協会認定証券アナリスト 金融機関及び事業会社の財務諸表及び内部統制監査に従事 東証一部上場企業の経理・財務部にも所属した経験を持つ また、2012年7月から14年9月まで、金融庁総務企画局企業開示課へ出向し、14年10月より新日本有限責任監査法人に復帰 当局や財務諸表作成者の経験を生かし、IFRSアドバイザリー業務も担当

概要 2019年のバーゼルIIIの完全実施に向け、バーゼル銀行監督委員会(以下、バーゼル委)では、信用リスクの見直しの議論が進展しています。
2014年は、バーゼル委から、「カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法」及び「証券化商品の資本賦課枠組みの見直し」等の最終文書、並びに「信用リスクに係る標準的手法の見直し」及び「資本フロアの改訂」等の市中協議文書が公表されました。加えて、本年2月には「貸出金に関する健全な信用リスク評価と測定」に関するガイダンスの市中協議文書も公表されています。
本セミナーでは、経理・財務・リスク管理担当者の初級者に焦点を置き、(1)バーゼル規制改革の動向、(2)規制改革の内容を踏まえた信用リスク・アセット計測、及び(3)規制改革の内容を踏まえた会計上の信用リスク測定(予想信用損失会計)(関連するIFRS第9号との関係やIFRS第9号の減損及び日本のIFRSの現状を含む)について基本的な事項を実務的な観点から解説し、皆様の業務の一助とさせて頂くことを主眼としています。
セミナー詳細 1.自己資本比率規制枠組みの改正動向
(1)国際的な金融規制改革の動向
(2)バーゼルII及びバーゼルIII
(3)信用リスクの標準的手法の見直し/資本フロアの見直し
(4)開示要件(第3の柱)の見直し
(5)銀行勘定の金利リスクの見直し
(6)CVAリスクの枠組みの見直し

2.改正動向を踏まえた信用リスク管理のポイント
(1)カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法
(2)銀行のファンド向けエクイティ出資に係る資本賦課
(3)証券化商品の資本賦課枠組みの見直し

3.予想信用損失会計のポイント
(1)ガイダンス「貸出金に関する健全な信用リスク評価と測定」
(2)予想損失モデルを採用する「IFRS9:金融商品」との関係
(3)IFRS9の減損会計(予想信用損失会計)/日本におけるIFRSの適用

4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 

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