バーゼル規制の改正動向を踏まえた、信用リスク管理の実務≪基礎編≫ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-07-27(月) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融アドバイザリー部 シニアコンサルタント 木村 秀吾 氏 金融部 シニアマネージャー 大樂 弘幸 氏
【木村 秀吾 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 2019年のバーゼルIIIの完全実施に向け、バーゼル銀行監督委員会(以下、バーゼル委)では、信用リスクの見直しの議論が進展しています。 2014年は、バーゼル委から、「カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法」及び「証券化商品の資本賦課枠組みの見直し」等の最終文書、並びに「信用リスクに係る標準的手法の見直し」及び「資本フロアの改訂」等の市中協議文書が公表されました。加えて、本年2月には「貸出金に関する健全な信用リスク評価と測定」に関するガイダンスの市中協議文書も公表されています。 本セミナーでは、経理・財務・リスク管理担当者の初級者に焦点を置き、(1)バーゼル規制改革の動向、(2)規制改革の内容を踏まえた信用リスク・アセット計測、及び(3)規制改革の内容を踏まえた会計上の信用リスク測定(予想信用損失会計)(関連するIFRS第9号との関係やIFRS第9号の減損及び日本のIFRSの現状を含む)について基本的な事項を実務的な観点から解説し、皆様の業務の一助とさせて頂くことを主眼としています。 |
詳細 |
1.自己資本比率規制枠組みの改正動向 (1)国際的な金融規制改革の動向 (2)バーゼルII及びバーゼルIII (3)信用リスクの標準的手法の見直し/資本フロアの見直し (4)開示要件(第3の柱)の見直し (5)銀行勘定の金利リスクの見直し (6)CVAリスクの枠組みの見直し 2.改正動向を踏まえた信用リスク管理のポイント (1)カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法 (2)銀行のファンド向けエクイティ出資に係る資本賦課 (3)証券化商品の資本賦課枠組みの見直し 3.予想信用損失会計のポイント (1)ガイダンス「貸出金に関する健全な信用リスク評価と測定」 (2)予想損失モデルを採用する「IFRS9:金融商品」との関係 (3)IFRS9の減損会計(予想信用損失会計)/日本におけるIFRSの適用 4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |