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金融機関による反社対応の実務と最近の検査結果事例集の分析

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2014-06-09(月) 13:30~16:30
講師 長島・大野・常松法律事務所
木内 敬 弁護士

1998 年から2004 年まであずさ監査法人にて、公認会計士として金融機関に対する会計監査業務やコンサルティング業務に従事 06年長島・大野・常松法律事務所入所後、弁護士として、金融機関による不祥事対応、反社会的勢力対応に関する第三者評価、金融規制法等に関するリーガルアドバイス、粉飾決算等の会計不祥事対応、危機管理・企業不祥事対応等を主に取り扱う 11 年から13 年まで金融庁検査局にて、金融機関に対する検査業務・検査企画立案業務に従事

概要 金融庁は、2013年12月26日に「反社会的勢力との関係遮断に向けた取組の推進について」「みずほ銀行等における反社等の問題を踏まえた今後の検査について」を公表し、また、2014年2月25日に反社会的勢力に関する監督指針と金融検査マニュアルの改正案をパブリックコメントに付し、近々、監督指針及び金融検査マニュアルが公表される予定となっている。また、金融庁から定期的に公表されている検査結果事例集には、近年の金融庁の検査の姿勢が厳しくなっていることを窺わせる指摘が多数掲載されている。
本セミナーは、昨年までの金融庁検査局での勤務経験があり、金融機関の反社会的勢力対応を数多く経験した講師が、反社会的勢力排除のための実務対応について解説する。

※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。
セミナー詳細 1.反社会的勢力を巡る最近の情勢等
(1)近時の監督指針及び金融検査マニュアルの改正
(2)近時の行政処分

2.反社会的勢力対応の管理態勢・組織
(1)反社対応部署の一元的管理態勢
(2)グループ全体での反社対応態勢の構築

3.反社会的勢力の情報の収集・データベース構築
(1)ブラック先とグレー先をどのように区分すべきか?
(2)元暴力団員や共生者をどのように管理すべきか?

4.入口段階における反社チェック
(1)窓口における反社チェックの方法
(2)同居の親族の反社チェックを行うべきか
(3)会社の役員の反社チェックを行うべきか

5.反社データベース該当先のモニタリング・取引解消
(1)預金や融資取引のモニタリング方法
(2)警察に告訴して取引を解消する方法
(3)解除通知を送付し解除する方法
(4)クレジットカードやカードローンにおける契約更新拒絶
(5)特定回収困難債権の買取制度とは何か

6.新しい検査手法や近時の検査結果事例集より
(1)平成25年8月に導入された新しい検査手法とは
(2)近時の検査結果事例集の分析

7.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※残席わずか 

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