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中国M&Aの税務と資産の譲渡・評価

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-05-18(水) 13:30~16:30
講師 アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー
北京事務所 首席代表
森脇 章 弁護士

アンダーソン・毛利・友常法律事務所
税理士
朴木 直子 氏

【森脇弁護士】
第二東京弁護士会所属。92年、慶應義塾大学法学部卒業。98年9月~99年9月、北京語言文化大学(中国語研修)、中国政法大学(渉外経済法、普通進修)。00年5月~00年9月、アメリカにて研修(WINTHROP, STIMSON PUTNAM & ROBERTS (Pillsbury Winthrop LLP))。04年4月から中国政法大学アジア(東アジア)法研究センター客員教授。主な取扱分野は、日本企業の中国への直接投資、各種ライセンス、中国におけるM&A、Venture Capital投資、日系企業の中国現地オペレーションに関する一般企業法務、その他中国における仲裁や訴訟、中国政府が外国企業に対して行うアンチダンピング調査事件、など。著作等として、『ビジネスマンのためのインターネット法律事典』(共著、日系BP社)、「SARSを巡るリーガル・リスクマネジメント」(リスクマネジメントBUSINESS、03年8月号)、「中華人民共和国におけるアンチダンピング調査への戦略的対応策」(JCAジャーナル 50巻、03年8月)、「中国における仲裁判断の承認・執行」(国際商事仲裁協会商事仲裁研究所委託研究論文、00年)、「中国契約法についての司法解約(その一)の制定」(共著、国際商事法務 28 巻 2 号、00年)、他多数。その他、他各種中国関係セミナーにおける講演多数。

【朴木氏】
東京税理士会麻布支部所属。92年、横浜国立大学経営学部卒業。94年、横浜国立大学国際経済法学研究科修士課程修了。北京語言学院(現北京語言大学)における短期中国語研修を経て94年9月から96年6月まで北京大学法学大学院進修生(非学位、中国政府奨学金受給)。その後、中倫弁護士事務所(現中倫金通弁護士事務所)におけるエクスターンシップを経て現職。01年、立正大学大学院経営学研究科修士課程修了。国際ビジネス学会会員。主な取扱い分野は、日本企業の中国現地拠点の日常の法務・税務、合弁会社等の清算や持分譲渡等に関連する税務、M&Aに関連する税務、デューデリジェンス、移転価格調査や事前価格確認手続への対応、アンチダンピング調査への対応、税務行政不服審査手続や税務訴訟への関与、タックスプランニング等。著作に、『中国の税制』(共著、04年、大蔵財務協会)、「中国への技術供与の諸問題―ロイヤルティの割合と課税に係る問題を中心として―」((財)日本税務研究センター『税研』、03年5月)、「はじめて中国に進出する企業のための早わかり中国税務のしくみ」(中央経済社『税務弘報』、04年11月)等がある。上海刊行情報誌『上海MyCityLife』誌において「わかりやすい中国税制教育講座」分担連載中。

概要 対中直接投資の近時の傾向として、組織再編を指摘することができる。既存の中外合弁企業については、経営意思決定を迅速に反映させることへのさらなる必要性から、外資の中方持分買収による独資化が盛んであり、また、新たに中国進出を計画する企業については、中国市場における短期間でのポジショニング効果に着目したM&Aによる中国進出が脚光を浴びている。
加速的に変化する中国の経済や社会にはスピーディーな対応が要求されること、国有企業の再編が中国政府の政策上の重要課題のひとつとされていること等に鑑みれば、今後、日本企業の中国展開にあたり、M&Aに係る法務、税務と、M&A取引価格決定のための資産評価実務の重要性がさらに増すことが予想される。しかしながら、特に、何らかの国有資産を含むM&Aには中国特有の問題からリスク要因が多く、また、国有資産の取引については、評価額が取引価格を拘束することから、納得のゆく評価額を引き出すことが、取引の重要なポイントとなる。
そこで本講演では、中国におけるM&Aの法務、税務に関する基本事項を解説するほか、資産(特に国有資産)の移転や評価に係る実務に関し、取引リスク極小化のための、実務的アドバイスを提供する。
セミナー詳細 1.中国におけるM&A
  (1)合弁会社の独資化、手続の概要と留意点
  (2)合併の形式、手続の概要と留意点
  (3)中国企業の買収と要件

2.M&Aの税務
  (1)出資持分の買受と売却(買受側の税務、売却側の税務)
  (2)営業譲渡の場合との比較
  (3)合併(合併側の税務、被合併側の税務)

3.取引価格の決定と資産評価
  (1)資産評価が必要となる場合
  (2)資産評価機関
  (3)評価方法
  (4)国有資産評価の特徴
  (5)評価にあたっての注意点
   (評価機関の選定、評価対象資産の特定、評価方法の選定、評価結果の調整)

4.国有資産譲渡手続

5.誰にアドバイスを求めるべきか

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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