中国M&Aの税務と資産の譲渡・評価 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-05-18(水) 13:30~16:30 |
講師 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー 北京事務所 首席代表 森脇 章 弁護士 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 税理士 朴木 直子 氏
【森脇弁護士】 |
概要 | 対中直接投資の近時の傾向として、組織再編を指摘することができる。既存の中外合弁企業については、経営意思決定を迅速に反映させることへのさらなる必要性から、外資の中方持分買収による独資化が盛んであり、また、新たに中国進出を計画する企業については、中国市場における短期間でのポジショニング効果に着目したM&Aによる中国進出が脚光を浴びている。 加速的に変化する中国の経済や社会にはスピーディーな対応が要求されること、国有企業の再編が中国政府の政策上の重要課題のひとつとされていること等に鑑みれば、今後、日本企業の中国展開にあたり、M&Aに係る法務、税務と、M&A取引価格決定のための資産評価実務の重要性がさらに増すことが予想される。しかしながら、特に、何らかの国有資産を含むM&Aには中国特有の問題からリスク要因が多く、また、国有資産の取引については、評価額が取引価格を拘束することから、納得のゆく評価額を引き出すことが、取引の重要なポイントとなる。 そこで本講演では、中国におけるM&Aの法務、税務に関する基本事項を解説するほか、資産(特に国有資産)の移転や評価に係る実務に関し、取引リスク極小化のための、実務的アドバイスを提供する。 |
詳細 |
1.中国におけるM&A (1)合弁会社の独資化、手続の概要と留意点 (2)合併の形式、手続の概要と留意点 (3)中国企業の買収と要件 2.M&Aの税務 (1)出資持分の買受と売却(買受側の税務、売却側の税務) (2)営業譲渡の場合との比較 (3)合併(合併側の税務、被合併側の税務) 3.取引価格の決定と資産評価 (1)資産評価が必要となる場合 (2)資産評価機関 (3)評価方法 (4)国有資産評価の特徴 (5)評価にあたっての注意点 (評価機関の選定、評価対象資産の特定、評価方法の選定、評価結果の調整) 4.国有資産譲渡手続 5.誰にアドバイスを求めるべきか 6.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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