金融機関における法令等遵守態勢の留意点及び改善・強化のポイントなぜ重大な法令違反等が発生し、長期間看過されてしまっているのか、行政処分事例の分析等を交えた実践的解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-11-22(水) 13:30~16:30 |
講師 |
新村総合法律事務所 行方 洋一 弁護士 96年弁護士登録。99年7月まで一般・渉外事務所に勤務。99年8月から03年4月までメリルリンチ日本証券株式会社 法務・コンプライアンス部(個人顧客部門)シニア・カウンセル兼コンプライアンス・マネージャー。03年5月から06年7月まで金融庁検査局に任期付職員(専門検査官 専門教育担当者)として勤務。金融証券検査や検査官教育等の業務に従事。 |
概要 |
金融機関における法令等遵守態勢については、自己責任原則のもと、各社による不断な取り組みはもちろん、当局による検査等により、一定水準の態勢が整備されていると思われる。しかしながら、行政処分事例や公表された検査指摘事項にも見られるように、依然として、遵守態勢の不備等に起因する重大な法令違反等が発生しており、また、違反等が長期間看過され、自主的改善に至っていないケースが多数認められている。 そこで、本講演では、金融機関及び当局における実務経験を有する講師の立場から、金融検査評定制度や監督指針の内容等も踏まえ、法令等遵守態勢及び個別・具体的な管理態勢の留意点等、また、行政処分事例の分析等を通じて、違反等の発生要因や背景及び態勢見直し・強化のポイントについて、実践的に解説を行う。 |
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セミナー詳細 |
1.法令等遵守態勢の目的・遵守対象・遵守態勢の再確認 (1)法令等遵守(コンプライアンス)の目的-攻めと守りのコンプライアンス (2)遵守対象 (3)遵守態勢の枠組み・具体的内容 2.個別・具体的な管理態勢の留意点等 (1)法令等遵守態勢との関係 (2)マネー・ローンダリング防止態勢-反社会的勢力への対応と連携しているか? (3)顧客への説明態勢-改正銀行法、金融商品取引法及び改正金融商品販売法も踏まえて (4)顧客情報管理態勢-個人情報保護法対応だけに留まっていないか? 3.違反事例等から読み取れる遵守態勢の問題 (1)事例1(マネー・ローンダリング防止態勢の未整備) (2)事例2(顧客への説明態勢の未整備) (3)事例3(顧客への説明態勢の不備) (4)事例4(顧客情報管理態勢の不備) 4.遵守態勢の改善・強化のポイント (1)何をどう変えなければならないのか? (2)誰が行わなければならないのか? (3)社外資源の活用方法 5.まとめ 6.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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