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国際財務報告基準「保険契約」の公開草案について

~数理的視点から~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-11-10(水) 13:30~16:30
講師 あらた監査法人
フィナンシャル・サービス・アシュアランス部
アクチュアリーサービス
ディレクター チーフアクチュアリー
吉田 英幸 氏

1976年3月東京大学理学部数学科卒業 79年6月米国ノースイースタン大学大学院保険数理学修士課程卒業 76年4月明治生命保険相互会社入社、主計部主計課長等を経て99年2月退職(国際業 務部所属中に海外赴任5年:米国ボストン、カリフォルニア他在住) 99年3月プライスウォーターハウスコンサルタント(株)入社 ディレクター 2000年8 月PwC FAS(株)入社 マネージングディレクター 02年7月中央青山監査法人入所 金融部 アクチュアリーサービス ディレクター 06年9月あらた監査法人入所 ディレクター 社団法人日本アクチュアリー会理事 国際コンサルティングアクチュアリー協会(International Association of Consulting Actuaries ; IACA)の前会長( Immediate Past Chairman) アジア・パシフィック地域コンサルティング・アクチュアリー協会(Asia Pacific Association of Consulting Actuaries; APACA)会長 東京大学理学部数学科非常勤講師 お茶の水女子大学大学院理学専攻 非常勤講師 JICPA 保険IFRS研究会委員

セミナー詳細 国際会計基準審議会(IASB)は、国際財務報告基準「保険契約」の公開草案(ED)を平成22年7月30日に公表した。平成19年5月に公表されたIASBの予備的見解(ディスカッションペーパー; DP)から3年以上の検討期間を要した。EDでは19項目の質問を用意しコメントを求めているが、コメントの締切りは11月30日とされている。本セミナーでは、EDの概要と主要な論点について数理的視点から検討する。また、国際アクチュアリー会(IAA)等のコメント対応の方向性についても紹介する。

講義詳細
1.EDの概要と主要な論点
 (1)測定アプローチ
 (2)契約開始時のマージンの測定-明示的リスク調整アプローチ
 (3)契約開始時のマージンの測定-複合マージンアプローチ
 (4)未経過保険料
 (5)明示的リスク調整アプローチにおける残余マージンの事後の取扱い
 (6)複合マージンアプローチにおける複合マージンの事後の取扱い
 (7)測定のレベル
 (8)割引率
 (9)契約獲得費用
 (10)再保険
 (11)保険契約の有配当性
 (12)区分処理(アンバンドリング)
 (13)業績計算書上の表示

2.国際アクチュアリー会(IAA)等のコメント対応の方向性

3.質 疑 応 答   

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