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資産運用ビジネスのリテール戦略

~優位に立てるのは銀行か証券か~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-07-08(火) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所 代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 。建設省、通産省の委員会委員 歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。

セミナー詳細 資産運用でリテール戦略は過熱化している。顕著な事例は、投資信託のシェアでNo.1となった銀行が証券の共同出店を加速化させている。この動向は、メガバンクにみられる。しかし、元本割れの事態に直面し、リテール戦略で弱みが出ている。証券もリテール戦略の再構築に挑む企業も出ている。本当の競争は、今後のリテール戦略の構築しだいとなる。この実態を分析し、戦略の成否を握るキーワードを解明し、銀行と証券のリテール戦略の行方を予測していく。

講義詳細
1.今後の資産運用ニーズの変化予測
(1)対象顧客の拡大不可欠 
(2)コモディティ化の影響大
(3)捉えきれない資産運用ニーズ 
(4)マルチ化するチャネル

2.銀行のリテール戦略の現状と課題
(1)手数料狙い 
(2)全品揃え 
(3)グループ活用
(4)証券との共同出店の成否 
(5)現状評価 
(6)構造的な戦略の死角

3.証券のリテール戦略の現状と課題
(1)主力商品
(2)証券外務員の役割 
(3)店舖の機能
(4)現状評価 
(5)構造的な戦略の死角 

4.求められるリテール戦略の再構築
(1)資産運用の専門大店化 
(2)エリアの深耕と見込み客開拓
(3)店舖機能の再構築 
(4)顧客を育成するアドボガシー・マーケティング
(5)本社・本店=支店=相談員の体制見直し
       
5.銀行が優位を獲得できる戦略
(1)メガバンク、ゆうちょ銀行、有力地方銀行で異なる戦略 
(2)楽観的な戦略シナリオ
(3)悲観的な戦略シナリオ 
(4)ゆうちょ銀行が及ぼす影響 
(5)戦略の分岐点

6.証券が優位を獲得できる戦略
(1)独立系証券、メガバンクのグループ証券、インターネット専業証券
(2)楽観的な戦略シナリオ 
(3)悲観的な戦略シナリオ 
(4)戦略の分岐点

7.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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