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生命保険分野のマネロン対策と反社会的勢力対応

~リスクベース・アプローチの実務~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-09-24(火) 13:30~16:30
講師 プロアクト法律事務所
大野 徹也 氏
明治安田生命保険相互会社
徳山 佳祐 氏

【大野 徹也 氏】
パートナー弁護士・公認不正検査士 
2001年弁護士登録、法律事務所勤務を経て07年アフラック社内弁護士、13年プロアクト法律事務所参画 17年公認不正検査士(CFE)、18年公認AMLスペシャリスト(CAMS)資格認定 平時・有事のリスク管理、金融犯罪対策等が専門 日弁連民事介入暴力対策委員会事務局次長、東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会副委員長 近時の論稿として「リスクベース・アプローチによるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策」(銀行実務2018年5月号)等

【徳山 佳祐 氏】
弁護士
2009弁護士登録(第一東京弁護士会) 以降、明治安田生命保険相互会社において企業内弁護士として勤務するとともに、第一東京弁護士会民事介入暴力対策委員会に所属し、主に企業としての民暴対策を研究 16年カーディフ大学LL.M.修了(AML/CFT、EU競争法等を専攻) 主な著書として、『保険業界の暴排条項対応』(2012年)、『マネー・ローンダリング規制の新展開』(2016年)(いずれも共著、金融財政事情研究会) 近時の論考として、「生命保険分野におけるマネー・ローンダリング/テロ資金供与対策-FATFリスクベース・アプローチガイダンスを踏まえて-」金法No.2111(2019.4.10)

概要 「不履行(NC)」評価から10年が経過し、いよいよ今秋に迫ったFATF第4次対日相互審査では、各業界、各社のAML/CFT態勢として、特にFATFガイダンスの示すリスクベース・アプローチ(RBA)に基づいた対応の検証が想定されます。本セミナーでは、細かな作業になりがちなマネロン対策につき、「そもそもマネロンとはなにか?」「生命保険はどのような場面で悪用されるのか?」などの根本に立ち返ったうえで、とりわけFATFガイダンスを意識した態勢の在り方を考えていきたいと思います。あわせて、日本におけるマネロンの特色ともいえる反社会的勢力対応についても、近時の動向を踏まえながら、改めて考察してまいります。
セミナー詳細 1.FATF相互審査(これまでの振り返りと第4次への備え)
(1)FATF相互審査とは
(2)第3次相互審査における「不履行」評価とその後の対応
(3)第4次相互審査対応における論点

2.生命保険分野におけるリスクベース・アプローチ(RBA)
(1)マネー・ローンダリングの構造
(2)リスクベース・アプローチの趣旨・目的
(3)FATFガイダンスの検討-金融庁ガイドライン・生命保険協会ハンドブックとの比較
(4)生命保険分野におけるマネロン事例の検討

3.AML態勢:3つの防衛線、リスク評価と低減措置、継続的顧客管理
(1)3つの防衛線による態勢整備-各防衛線の機能・役割
(2)RBAによるリスク評価の手法とリスク低減措置
(3)引受けからの継続的な顧客管理

4.生命保険分野における反社会的勢力対応
(1)近時の判例・裁判例の動向
(2)マネロン対策における反社会的勢力の位置づけ

5.残る課題
(1)保険契約関係者が資金洗浄者だった場合の対応(解除可能性等)
          
6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 法律事務所の方からの申込はご遠慮いただく場合がございます。 

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