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【金融基礎講座】M&A・グループ再編のための税務の基礎

ケーススタディを交えてわかりやすく解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-12-16(火) 13:30~16:30
講師 税理士法人トラスト
パートナー 公認会計士 税理士
足立 好幸 氏

一橋大学商学部卒。新日本監査法人にて監査・上場支援等に従事した後、税理士法人トラストを設立。「企業価値向上のための税務」を特徴として、上場企業を中心にM&A税務、事業再編税務、連結納税の業務に従事し、現在までに80件を超えるM&A・事業再編に関与。国内一号案件の「全部取得条項付種類株式割当方式」によるファンドと上場会社のMBO税務にも携わる。

概要 本講義は、M&Aやグループ再編に携わる若手実務家、新任の役職者、知識の再確認を図る最前線の実務家を対象に、実務に必須の税務の基礎知識を解説するものである。
M&Aやグループ再編の実務においては、買収、合併、株式交換、事業譲渡等の多種多様な手法やスキームにおける株式取得、売却等に伴い、買収者、株主などの各当事者に生じる課税を体系的に把握する必要があり、また、適格・非適格などスキーム選択等に重要な影響を及ぼす概念への理解も必須となる。
本講義では、一見難解な組織再編税制について基礎からの理解を図るとともに、ケーススタディにより実務への活用を具体的にイメージできるようにし、極力実務に即してわかりやすく解説を行う。先ず、M&A・グループ再編の手法と組織再編税制を概観したうえで、適格・非適格(時価評価)や繰越欠損金及び含み損の使用制限を中心に株主の税務、また、最新のスキームに関する税務上の取扱いを取り上げる。さらに、税務上の有利・不利、思い込みによる失敗事例を含めた実務上の留意事項も解説する。
セミナー詳細 1.M&A・グループ再編の手法と組織再編税制
   ・買収、合併、分割、株式交換、事業譲渡等の各手法と買収者、対象会社、株主など各当事者への課税関係
   ・組織再編税制の仕組みとその適用範囲

2.組織再編税制の基礎
  (1)適格・非適格
    ①適格・非適格とは?
    ②M&A・グループ再編における非適格の有利・不利
    ③適格要件とは?
    ④適格・非適格:判定のためのフローチャート
    ⑤買収者において資産調整勘定(のれん)が計上できるケースとは?
    ⑥ケーススタディ~適格と非適格のタックメリットの比較~
  (2)繰越欠損金の利用制限
    ①繰越欠損金とは?
    ②繰越欠損金が利用できないケースとは?
    ③繰越欠損金の利用:判定のためのフローチャート
    ④繰越欠損金を活用するためのタックス・プランニング
    ⑤ケーススタディ~繰越欠損金が利用できるケースと利用できないケース~
  (3)特定資産譲渡等損失額の損金不算入
    ①特定資産譲渡等損失額とは?
    ②含み損が利用できないケースとは?
    ③含み損の利用:判定のためのフローチャート
    ④含み損を活用するためのタックス・プランニング
    ⑤ケーススタディ~含み損が利用できるケースと利用できないケース~
  (4)欠損等法人

3.株主の税務の基礎
  (1)株主に課税が生じるケースとは?
  (2)株式譲渡損益とみなし配当
  (3)個人株主と法人株主の有利・不利
  (4)ケーススタディ~適格と非適格、法人株主と個人株主のタックスメリットの比較~

4.ケーススタディによる包括的な解説
   ・M&Aとグループ内の事業統合を目的としたTOB後の合併のケース

5.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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