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改正保険法における実務上の具体的諸問題と保険会社をめぐる紛争及び保険監督・検査等への実務対応
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-10-07（火）　13:30～16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
足立　格　弁護士

森・濱田松本法律事務所弁護士。平成13年司法試験合格、平成14年東京大学法学部（私法コース）卒業。平成15年弁護士登録と同時に森・濱田松本法律事務所入所。保険会社をめぐる紛争、保険監督・検査等への対応その他の保険関連案件を主たる業務分野とする他、知的財産関連案件、債権回収案件、フランチャイズ契約絡みの紛争など、国内企業の訴訟・紛争案件にも多く携わっている。

セミナー詳細 本年５月３０日に改正保険法が成立してから既に数ヶ月が経過し、同法の施行に伴う実務上の問題点が相当程度明らかになってきておりますが、同法の施行が今後の保険実務に与える影響に鑑みれば、かかる実務上の問題点の徹底的な分析・検討が必須です。また、保険契約者保護強化が改正保険法の大きな柱とされ、政府が消費者庁の創設方針を明らかにするなど、昨今、いわゆる「消費者保護」の機運が高まっています。この「消費者保護」に向けた大きな流れは、保険会社をめぐる紛争及び保険監督・検査等の今後の動向にも多大な影響を与えるものと思われます。以上を踏まえて、本セミナーでは、改正保険法において実務上特に重要な問題点について事例に則して分析・検討を加え、約款の見直し等を含めた具体的対応策について解説するとともに、「消費者保護」の潮流を受けた保険会社をめぐる紛争及び保険監督・検査等に対する今後の実務対応のあり方等について、実例も踏まえながら解説します。

講義詳細
１．改正保険法における実務上の具体的諸問題
（１）はじめに
（２）実務上の諸問題と対応策
　　①いわゆる偶然性等の立証責任　　　
　　②保険給付の履行期
　　③危険の減少、危険増加による解除　
　　④告知義務違反による解除
　　⑤保険金受取人の変更（遺言による場合の問題を中心に）
　　⑥被保険者による解除請求　　
　　⑦介入権
　　⑧保険料積立金の払戻し　　　
　　⑨その他
（３）今後の改正（保険の基本問題に関するＷＧ審議と内閣府令改正等）

２．保険会社をめぐる紛争及び保険監督・検査等への実務対応
（１）はじめに
（２）保険会社をめぐる紛争への実務対応
　　①訴訟を見据えた実務対応の必要性　　
　　②従来の裁判所の考え方・傾向
　　③裁判所の考え方・傾向の今後の変化　④紛争への実務対応のポイント
（３）保険監督・検査等への実務対応
　　①具体的実例（検査指摘事例等）を見据えた実務対応の必要性
　　②保険監督・検査等の今後の動向　　
　　③保険監督・検査等への実務対応のポイント

３．質 疑 応 答 　　　　

※ 録音・ビデオ撮影・ＰＣの使用等はご遠慮下さい
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