金融業界における高齢者マーケットへの対応~求められる金融商品・サービスの特性~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-06-10(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社日本総合研究所 調査部 副主任研究員 星 貴子 氏 1985年早稲田大学卒 91年株式会社日本総合研究所入社 システム開発関連部門、調査部アジア研究センター、同IT政策研究センターなどを経て、2006年10月から現職 |
セミナー詳細 |
わが国では、団塊世代の大量退職をきっかけに、高齢者マーケットに対する注目が集まっている。年金振込口座に対する優遇金利の適用や引き出し手数料割引といったサービスのほか、退職金の運用を目的とした投資信託や優遇金利を適用した定期性預金が販売されている。もっとも、その多くは年齢や資金の出自などの条件が付され、幅広く高齢者が利用・購入することは難しく、高齢者マーケットは未だ十分に開拓されていないのが実情である。高齢化の急進に伴い高齢者マーケットも急速に拡大するなか、こうしたマーケットを取り込むことは、金融機関にとってビジネス戦略上重要である。そこで、本セミナーでは、まず、高齢者の置かれている現状を整理し、それを基に高齢者の金融ニーズとそれを充たすためのポイントを提示する。そのうえで、現行の金融商品・サービスを検証するとともに、今後、高齢者のニーズに応じた商品・サービスを提供するための課題を検討する。 講義詳細 1.重要性が増す高齢者マーケット ~何故、高齢者マーケットを取り込む必要があるのか (1)高齢者マーケットの位置づけ (2)資産形成層と高齢者層 2.高齢者とその金融ニーズ (1)拡大する経済格差 (2)多様化する高齢者の生活と意識 (3)変化した金融ニーズ (4)求められる金融商品・サービスの方向性 3.高齢者向け金融商品・サービスの現状と課題 (1)運用商品・サービスの課題 (2)信用供与の課題 (3)保険商品の課題 (4)新しい商品・サービスの可能性 ~欧米における金融機関の商品・サービスの紹介と日本での可能性について 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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