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進む保険の製販分離とマーケットの変貌

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受講区分 会場
開催日時 2007-12-04(火) 13:30~16:30
講師 インスプレス 代表
保険ジャーナリスト
石井 秀樹 氏

セミナー詳細 10月1日から郵政民営化がスタートした。「ゆうちょ銀行」、「かんぽ保険」と全国にネットワークを持つ「郵便局会社」がそれぞれ、保険会社の代理・代行によって、既存保険会社の商品の販売に踏み切った。また、12月22日には銀行の保険窓販が全面解禁されることになっている。一方、こうした巨大チャネルに加え、保険の来店型店舗の急増、さらに生保を含めたネットを中心とした通販や新保険会社の登場など、保険販売の在り方が様変わりしている。このことは、これまでの保険会社と旧来チャネルとのいわば垂直型の管理・販売要請の関係からメーカーと販社といった水平型の関係へと構造を変化させることになる。保険会社は、こうしたチャネルを通じて、その先にあるマーケット確保に向けて、熾烈な競争へと突入する一方、新たなマーケット確保に向けて共済市場(とりわけ共済から小額短期保険会社との提携や廃業する特定保険業者の受け皿)に対して積極的なアプローチを開始している。今回のセミナーでは、進む保険の製販分離の実態と今後の保険市場の変化について報告する。

講義詳細
1.スタートした郵政民営化と保険販売
(1)「ゆうちょ銀行」、「かんぽ生命」、「郵便局会社」と保険販売の現状
(2)保険会社における「郵便局会社」の位置づけ
(3)地区開拓における既存保険チャネルとの競合
(4)郵便局の保険販売における課題(強みと弱み)

2.銀行窓販全面解禁と生保販売の構造変化
(1)解禁時期を巡る議論の背景     
(2)保険会社の銀行チャネルへの期待と不安
(3)銀行による全面解禁への準備と課題 
(4)はじまる保険会社のチャネル争奪戦

3.ニューチャネル・新保険会社の登場と保険マーケット
(1)来店型店舗の急増と保険販売の変化
(2)ネット専用保険会社の登場
(3)共済の保険会社化と市場戦略    
(4)異業種の参入と保険販売

4.小額短期保険会社の登場を巡る最近の動向
(1)残り4ヵ月に迫った生き方選択
(2)廃業・契約移転の受け皿としての保険会社
(3)新たな市場・アフィニティビジネス

5.製販分離と既存チャネルの再生
(1)チャネルに対する垂直型管理から水平型構造へ
(2)専業代理店・営業職員の位置の変化
(3)保険業界の構造変化の展望

6.質 疑 応 答  

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