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株式市場間競争のインパクト

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2000-03-14(火) 13:30~16:30
講師 株式会社大和総研
制度調査室長
吉川 満 氏

セミナー詳細 東証マザーズ、ナスダック・ジャパン、それに日本証券業協会の運営するジャスダック市場。わが国でも生まれつつあるベンチャー企業をめぐって、三つの証券取引システムが競争する構図が明らかになった。株式市場は競争する。それは日本のベンチャー株式市場のみのことではない。そもそもは米国に生まれた様々な取引システムが、互いに鎬を削って、様々な競争参加者を作り出してきた。取引所、店頭市場、ATS、ECN・・・・ こうした競争参加者は、いよいよ日本市場にも本格的な影響を及ぼそうとしている。同等に米・欧・日のそれぞれの市場は、互いに競争しながらも、地域の三極に位置する時差面の優位を主張し合い、さらに互いに提携・協力関係を結ぼうとしている。本セミナーでは、こうした株式市場間競争の全貌をとらえ、さらに今後の予想される方向を解説する。

講義詳細
1.日本でも顕在化した市場間競争
(1)ナスダック・ジャパン構想の発表 
(2)東証のマザーズ市場    
(3)迎えうつジャスダック市場  
(4)地方取引所の衰退      
(5)大証のオプティマーク市場   
(6)札証のアンビシャス

2.市場間競争の参加者
(1)証券取引所   
(2)店頭市場   
(3)証券業協会   
(4)PTS、ATS
(5)ECN 
(6)オンライン・ブローカー

3.市場間競争の行方
(1)市場は営利性を持つ  
   ~NYSEの株式公開案    
   ~NASDAQの株式公開案  
   ~CBTの株式公開    
   ~東証の株式公開案  
   ~ジャスダックの株式公開案  
(2)クォート・ドリブンよりオーダー・ドリブン
   ~取引所へ脱皮しようとするNASDAQ  
   ~マーケット・メーカーに談合の過去    
   ~なり手の少ない日本のマーケット・メーカー
(3)国際的な提携

4.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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