保険販売の来店型チャネル戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-12-12(火) 13:30~16:30 |
講師 |
インスプレス 代表 保険ジャーナリスト 石井 秀樹 氏
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セミナー詳細 |
来店型店舗展開は、これまで「ライフプラザ」(ライフプラザホールディングス)、「保険市場」(アドバンスクリエイト)など生保を中心とする代理店による全国への店舗展開、保険会社ではアフラックが地域代理店を通じたSHOP展開が主流だった。しかし、今年になってアリコジャパンの「アリコいいなショップ」、三井生命、住友生命、三井住友銀行の共同出資による保険デザイナーズ(株)による「ほけん百花」など大型商業施設内にSHOPを開設する保険会社も出てきた。また、銀行、郵便局(郵便局会社)といった巨大チャネルの登場が予定されるのを受けて、地域においても独自の来店型店舗を開設する動きも強まっている。今回のセミナーでは、急増する来店型店舗の背景と実際、来店型店舗の課題についてその概要を報告する。 講義詳細 1.来店型店舗急増の背景 (1)保険の流通形態が変わる ①銀行(富裕層)と郵便局会社(リテール) ②通販と人介在型通販手法の登場 ③保険購入先の多様化とチャネル選択 ④ライバルの登場と保険代理店 (2)顧客意識の変化 ①保険の値段は一緒でない(通販・CMの影響) ②自らの選択で商品選ぶ(売りに行くから買いに来る) ③保険に対する不安・不信(破綻、合併、不払い) ④相談・コンサルによる保険加入(安全・安心) (3)販売環境の変化 ①訪問を嫌う層の増加(旧来的販売手法の拒否) ②説明時間の確保が出来ない(玄関先営業) ③難しくなった職域訪問活動(個人情報保護・情報流出) ④求められてきた「販売代理」から「購買代理」 2.異なる来店型店舗の戦略 (1)保険会社主導の来店型店舗 ①総合的な販売・既契約者フォロー(日本生命) ②TVコマーシャル、通販の訴求力とのミックス(アリコ) ③既存代理店の活用による地域密着型店舗展開(アフラック) ④新たな乗合型店舗展開(三井、住友生命、三井住友銀行) (2)代理店による店舗展開(全国展開) ①第3分野を主力にスーパー、百貨店に店舗設置(「保険市場」) ②コンサル・相談型で駅周辺に店舗設置(「ライフプラザ」) ③損保代理店を中心に保険設計システムによるFC型展開(「保険クリニック」) ④保険の見直し無料相談、出前型コンサルなど(「保険フォーラム」) ⑤地域集中のドミナント戦略(「おひさま保険」) (3)地域展開の独自SHOP ①専門人材によるワンストプサービスと保険の大型店舗(「保険相談センター」) ②第3分野特化型店舗(「F.P.L.」) ③保険SHOP・コールセンター併用型店舗(「医療保険のコンビニ」) ④代理店事務所併用型 店舗(地域代理店の例から) 3.来店型店舗の実際 (1)保険会社主導型店舗 (2)全国展開の保険ショップ (3)地域展開の保険ショップ (4)地域代理店による店舗 4.来店型店舗の課題 (1)ビジネスモデル (2)何のための来店型店舗か? (3)SHOP形態の抱える問題 (4)地域代理店の事務所併用型店舗の問題 5.来店型SHOPの今後 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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