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銀行窓販が生命保険会社にもたらす事業機会とリスク

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受講区分 会場
開催日時 2006-04-24(月) 13:30~16:30
講師 株式会社日本格付研究所
格付一部 金融グループ チーフアナリスト
格付企画部 ゼネラルマネジャー
水口 啓子 氏

1986年上智大学大学院外国語研究科国際関係論専攻博士前期課程修了 同年JPモルガン入社 95年スタンダード&プアーズ入社 日本の生命保険、損害保険業界を中心に格付け業務を担当 その後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウスクーパース、UBSウォーバーグ証券等を経て、2005年 日本格付研究所入社 保険会社の格付を担当

セミナー詳細 銀行窓販の助走過程とも位置付けられる昨年12月の取扱商品の拡大を経て、2007年度の全面解禁時には本格的な保障性商品の販売も見込まれる。規制緩和の進むなか、競争力の源泉となる、変化する保険ニーズと適合性のある事業基盤構築に向けて、銀行窓販戦略を検討する生保も少なくない。このセミナーでは、こうした事業環境の変化の下で展望される、窓販に伴う事業機会と共に事業リスクを、格付けアナリストの視点から考察する。その過程で、競争優位に立つ保険会社の商品戦略、販売支援体制等の特性を、銀行窓販で先行した欧米における事例等を踏まえて分析し、さらに想定される諸リスクに対する管理体制の評価にも付言する。

講義詳細
1.銀行窓販で競争優位に立つ生保の特性
(1)米国における変額年金メイン・プレイヤーの商品戦略、販売支援体制等
(2)銀行窓販にかかわる顧客ニーズ ~ 欧米および日本における現状と展望
(3)日本における銀行窓販にかかわる事業機会の展望等

2.銀行窓販において生保が晒される諸リスク
(1)米国における商品特性にかかわるリスク
(2)欧米における販売問題の顕在化
(3)日本における銀行窓販にかかわるリスクの変化の可能性等

3.窓販取り組みに際する銀行のインセンティブ
(1)銀行による生保選択の観点 ~ 米国、日本の事例等
(2)日本における銀行による保険販売体制の展望等

4.リスク管理体制の分析観点
(1)欧米における募集コンプライアンス強化の動向
(2)米国における主要生保のリスク管理体制の特性
(3)日本における管理体制の課題等 ~ 本格的な保障性商品も視野に入れて

5.銀行窓販に関する分析の観点
~ 伝統的生保、損保系生保、外資系生保等

6.質 疑 応 答
※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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