消費者信用ビジネスにおける業態の統合と業務再構築 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-12-22(水) 13:30~16:30 |
講師 |
ベリングポイント株式会社 フィナンシャルサービスグループ シニアマネージャー 坪倉 省一 氏
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セミナー詳細 |
本年に入ってから、主要行各行と消費者金融、信販、カード会社各社との提携が相次いで発表されており、業態を超えた消費者信用ビジネスの統合が本格化しつつある。このような動きは、単に銀行のリテール業務強化のみを目的として進められているものではなく、消費者信用ビジネス自体が従来と異なった局面にさしかかっていることも背景にあるものと考えられる。本セミナーでは、各行・各社の抱えている課題と提携のねらいを概観するとともに、業態を超えた統合や業務の再構築(アンバンドリング)による新たな付加価値創造の可能性を検討する。さらに、その実現のためには、リスク管理手法やシステム構築において、各業態のノウハウを結集する必要があるものと考えられ、それらの課題を提示・検討することとする。(欧米事例も一部参考とするが、決済機能・監督規制や消費者の行動における本邦特有の事情をふまえ、国内での現状に基づいた分析・考察を中心とする。) 講義詳細 1.消費者信用ビジネスの現状と課題 (1)消費者信用ビジネスのマーケット規模と各業態のシェア (2)主な商品、サービスのラインアップ 2.主要なプレイヤーによる提携の動きと戦略の概観 (1)主要行と消費者信用業界の提携 (2)消費者信用業界内、および他業界との提携 (3)戦略の意図と方向性 3.消費者信用ビジネスの収益構造 (1)利益を皆で分かち合ってきた国内業界 (2)収益性低下環境における機能分化のメカニズム (3)今後更に進歩するであろう機能分化と制約要因 4.合併・提携等を通じた業務再構築と付加価値創造の可能性 (1)業務のアンバンドリングと収益構造の関連 (2)付加価値創造をもたらす商品・サービスのラインアップ多様化とは (3)欧米での事例 5.付加価値創造に必要なリスク管理とデータ連携 (1)審査・回収プロセスの高度化のあり方 (2)証券化・ALMによるポートフォリオ管理の高度化 (3)新バーゼル合意のインパクト (4)業務再構築とプレイヤー間のデータ連携 6.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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