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【会場受講】<事例から解説>金融機関における不祥事予防と事後対応

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2021-05-20(木) 13:30~16:30
講師
国広総合法律事務所 パートナー弁護士 五味 祐子 氏
国広総合法律事務所
パートナー弁護士
五味 祐子 氏

上智大学法学部卒業後、1999年弁護士登録、国広総合法律事務所入所。専門分野は、コンプライアンス、ガバナンス、不正調査、危機管理、会社関係訴訟、ハラスメント対応。内部通報外部窓口として多数の案件に従事。不祥事を起こした企業の信頼回復とコンプライアンス建て直し支援も行う。公益通報者保護法に基づく指針等に関する検討会の委員を務める。現在、複数の上場会社の社外役員就任。

概要 金融機関は社会経済の不可欠のインフラとして存在しており、他の業態より堅固な内部統制とコンプライアンス・リスク管理が強く要請されています。しかし、いまだ不祥事は続発しており、ガバナンス、内部統制の強化が求められています。本セミナーでは、不祥事を分析して共通課題を抽出し、これらを強化するための具体的視点を提示します。また、内部通報制度の活性化策について、改正公益内部通報者保護法のポイントを押さえて解説します。さらに、不祥事が子会社で発生する現実を踏まえ、グループ・ガバナンスの実効性の観点からの検討を加えます。
セミナー詳細 1.事案検討
(1)顧客本位性欠如事案
(2)社員多額横領事案
(3)経営者関与事案

2.不祥事の原因分析と課題抽出
(1)「ノルマ」とハラスメント
(2)短期利益偏重のカルチャー
(3)ビジネスモデルの行き詰まり
(4)ガバナンス不全
(5)1線のリスク意識の欠如と2線、3線の脆弱性
(6)内部通報制度の不活性
(7)危機管理の失敗

3.内部統制・コンプライアンス・リスク管理強化の視点
(1)経営層のコミットメントの具体策
(2)コンプライアンス・リスクの見直し
(3)内部通報制度の活性化とリスク情報の一元管理
(4)内部監査の強化
(5)リスク意識の向上と組織カルチャーの変革

4.グループ内部統制の必要性
(1)会社法上の要請とグループコーポレートガバナンスガイドライン
(2)経営層の法的責任

5.まとめ

6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。

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