【会場受講】経済価値ベースのソルベンシー規制の動向とERM上の対応ポイント~ICS Ver2.0の仕様および有識者会議の報告書を踏まえて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-12-22(火) 9:30~12:30 |
講師 |
キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター 松平 直之 氏 東京海上火災保険(当時)を経て、タワーズペリン(当時)および投資銀行にて、生損保会社に対してリスク管理、ALM、企業価値評価等のアドバイザリー業務を行い、2007年1月にキャピタスコンサルティング株式会社を共同設立 その後同社にて、生損保会社に対して、ERM態勢および定量モデルの検証・高度化、ERMに関する内部監査支援等のサポートを行っている 日本アクチュアリー会にて、ALM研究会、CERA資格委員会、保険会計部会、国際基準実務検討部会の委員 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師 日本アクチュアリー会正会員、日本証券アナリスト協会検定会員 著書として、「経済価値ベースの保険ERMの本質」、「【全体最適】の保険ALM」等(いずれも共著、金融財政事情研究会) |
概要 |
保険会社に対する国際的な資本規制であるICSは、2019年11月およびその後に公表された仕様に基づいて、2025年の適用に向けたモニタリングが開始されています。国内では、金融庁によって設置された「経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する有識者会議」の報告書が本年6月に公表されました。同報告書では、ICSをベースにして国内規制の標準モデルを検討するという方向性が示されています。 本セミナーでは、ICS Ver2.0の仕様および有識者会議の報告書を踏まえて、経済価値ベースのソルベンシー規制に関する国内外の動向の解説を行い、MCEVおよびIFRSとの関係にも触れます。さらに、ソルベンシー規制の動向を受けたERM上の対応ポイントを考察します。 |
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セミナー詳細 |
1.経済価値ベースのソルベンシー規制に関する国内外の動向の概観 (1)ICSの開発経緯と今後の予定 (2)国内のソルベンシー規制見直しの動向 (3)MCEVおよびIFRSとの関係 2.ICS Ver2.0の仕様のポイント (1)保険負債評価(将来キャッシュフロー、割引率の設定、MOCE) (2)リスク計測(リスク種類ごとの計測手法、リスク統合) (3)自己資本(資本調達手段とそれ以外の要素) (4)税効果の取扱い (5)2019年のICSフィールドテストとの比較 (6)Ver2.0に至るまでの主な論点ごとの検討経緯 3.有識者会議の報告書のポイント (1)報告書の概要 (2)第一の柱のポイント (3)第二の柱のポイント (4)第三の柱のポイント 4.ソルベンシー規制の動向を踏まえたERM上の対応ポイント (1)ERMの定量モデルとICSの仕様の関係の捉え方 (2)ソルベンシー規制の第一および第二の柱への対応と内部管理としてのERM 5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
補足事項 |
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