リスクファイナンスの手法と実践 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-02-16(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社日立製作所 財務二部 金融ビジネス企画グループ 部長代理 土方 薫 氏
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セミナー詳細 |
経済のグローバル化の進展は、世界中の企業が一つの市場でしのぎをけずりあう激しい競争世界を生み出した。また、IT技術の発達は、原材料の確保から製造、流通、消費にいたるまですべての企業活動を一体化し、一瞬の狂いも許されないほどの徹底した合理化を可能にした。しかしこうした流れは、「危機の連鎖」をなお一層強め、ひとつの事故や不祥事が、瞬く間に企業に大打撃を与える状況をつくりだしてしまった。従来であれば、事業規模を拡大することによりリスクを解決することができたが、成熟した産業社会の中では、もはやそうした伝統的手法は限界にきている。 こうした環境のもとで、リスクマネジメントの重要性はますます高まってきている。本講義ではこうした背景を踏まえつつ、リスクファイナンスについて、その目的から事業評価方法、主なリスクファイナンス手法や商品などを紹介しながら、企業現場でそれらをどのように生かしていくのか解説していく。 講義詳細 1.リスクファイナンスの位置づけ (1)リスクファイナンスの目的 (2)リスク・マッピング/リスク・マトリックス 2.事業評価モデル (1)回収期間法 (2)内部収益率法 (3)正味現在価値法 (4)ディシジョン・ツリー分析法 (5)リアルオプション評価法 3.リスク量の評価 ~PML法・確率分布法・イベントツリー~ 4.運用プロセスを機能させる運用体制 (1)オプション (2)スワップ (3)スワップション (4)キャプティブ (5)ファイナント保険 (6)コンティンジェント・ファシリティ (7)保険デリバティブ 5.リスクファイナンスの実践 (1)リスクファイナンス導入手順 (2)リスク要因抽出 (3)リスク量分析(リスクモデル作成・感応度分析) 6.リスクファイナンスと経営判断 (1)保有と移転の判断(基本政策(WACC)、ROE改善効果など) (2)リスクとリターンの最適化 (3)リスクの計量化と経営判断 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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