Dynamic Financial Analysis(DFA)~損害保険会社経営におけるDFAの利用方法と海外での事例~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-11-18(火) 13:30~16:30 |
講師 |
デロイトトーマツ アクチュアリアル インシュランス コンサルティング シニアマネジャー 齋藤 貴之 氏 日本アクチュアリー会正会員 |
セミナー詳細 |
損害保険会社のマネジメントツールとして、欧米およびオーストラリアでその利用が進んでいるダイナミック・ファイナンシャル・アナリシス(DFA)の概要を紹介する。日本においてはソルベンシーマージン比率は法令によりその計算方法が定められているが、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアではDFAモデルによるミニマムキャピタルの計測が一般的に行われており、これは保険会社全体のリスクをモデル化した上で、そのリスク構造を理解し、経営判断に役立てようとするものである。またDFAはソルベンシーの計測のみならず、他の用途での応用も幅広く行われており、これらの用途についての紹介を行うとともに、海外での実例と日本の損害保険社においてDFAモデルを構築する際の留意点についても言及する。 講義詳細 1.DFAとは何か 2.損害保険会社経営のツールとしてのDFA (1)DFA発達の背景 (2)伝統的な経営指標との違い (3)意思決定のための統合的マネジメントツール 3.DFAの利用の実際 (1)必要資本額の決定 (2)再保険ストラクチャーの決定 (3)Capital Allocation (4)Asset Mix 4.DFAモデリングの実際 (1)実際に利用されているモデルの概要 (2)クレームのモデリング (3)準備金のモデリング (4)経済モデルを利用したシミュレーション (5)その他 5.その他 (1)日本の損害保険会社におけるDFAの留意点 ①自然災害のモデリング ②積立保険に対するALM的モデリング (2)IAS - 時価会計とDFAとの共通点 (3)ソルベンシーテスト- IAISと内部モデル 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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