【会場受講】伸びないネット生保の理由~顧客理解とリテラシー向上における課題と既存チャネルの改良に向けて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-06-15(月) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
概要 |
生命保険は2018年度35兆円のマーケットを形成している。しかし、ネット専業生保の占める割合は1%にも満たない。ネット損保が7%超を占めることと比較しても著しく低い。先行参入者のライフネット生命は、KDDIの資本参加を仰ぐ事態にもなっている。この低迷理由はいまだに解明されていない。本セミナーは、この解明を従来型保険との比較でしていく。生命保険は、顧客個人のみの選択・契約が難しい金融商品であり、販売員・相談員との緊密なコミュニケーションによる契約プロセスを辿ることが多い。顧客自身の生命保険を選択・契約することも顧客心理・リテラシーなどの複雑な要素を解きほぐすことが求められる。さらに、生命保険の選択には、保険会社・チャネルを選び、最終的に保険商品を特定することも単独で行う顧客は少ない。顧客の情報収集・選択・契約をサポートする相談員・販売員の代わりになるネット・トライアングル(マス=スぺシャル=パーソナル)は整備されていないことが指摘できる。本セミナーではこのネット・トライアングルについて説明する。さらに、個社別分析を通じて今後の生命保険のネット販売のみならず、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の流れにさらされている従来型営業の革新に役に立てる内容にしている。 <対象者> *生命保険の関係者 *ネット生保の関係者 *生命保険を販売する銀行・ネット銀行・証券・ネット証券の関係者 *ITの関係者 |
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セミナー詳細 |
1.ネット生命とネット損保の違い (1)ネット生命の市場シェア (2)ネット損保の市場シェア (3)市場シェア格差の理由 (4)保険商品の違い (5)保険会社の違い (6)チャネルの違い 2.生命保険の選択・契約の特性 (1)生命保険の座標軸 (2)顧客満足を確認できるリスク発生のズレ (3)保険商品の選択 (4)チャネルの選択 (5)保険会社の選択 (6)顧客への関与と影響者 (7)顧客のリテラシー 3.顧客の実態とネットの不適応 (1)誰のための保険か (2)契約者は誰か (3)契約者はどう情報を収集しているか (4)生命保険の候補比較 (5)最後の選択をいかにするか (6)ネットへの信頼度 4.ネット生保と既存生保の違い (1)受け身のネット生命 (2)保険会社か保険商品か (3)ネット依存度 (4)アプローチする既存生保 (5)販売員・相談員中心に (6)対面依存度 (7)共通するDXの流れ 5.顧客の情報収集でのネット・トライアングル (1)比較サイト (2)雑誌など (3)友人・知人など (4)相談員・販売員 (5)ネット・トライアングル 6.顧客の契約時のネット・トライアングル (1)顧客単独 (2)家族 (3)友人・知人など (4)相談員・販売員 (5)ネット・トライアングル 7.契約後の顧客との関係構築におけるトライアングル (1)保険会社の営業職員 (2)チャネルの相談員 (3)顧客の満足や不満 (4)顧客の反応行動 (5)顧客の継続的利用=ロイヤリティの獲得 (6)ネット・トライアングル 8.ネット生保と既存チャネルの改良点 (1)現在のフォローにおける課題 (2)自社のみの顧客満足度調査の限界 (3)NPS(ネットプロモータースコア) (4)マルチチャネルの影響 (5)クロスセル率 (6)離脱率 (7)相談員・販売員への評価 (8)ネット生保の改良点 (9)既存チャネルの改良点 9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 |
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