証券化ストラクチャーの最新動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-10-03(金) 13:30~16:30 |
講師 |
三井安田法律事務所 古川 絵里 弁護士
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セミナー詳細 |
証券化取引は資金調達の一手法として資金需要者たる企業に浸透しつつあるが、この間証券化の対象となる資産についてもリース債権、不動産等の典型的なものばかりでなく、様々なタイプの資産の証券化が試みられ、ついには事業そのものを対象とする証券化へと広がりを見せている。また関係当事者が証券化取引の経験を深めるにつれ、いかに調達コストや管理事務負担を抑えるか、資金効率を高めるか、等のストラクチャー上の工夫も次第に高度化し、その流れの中でマスタートラストを利用する証券化が行われるようになった。他方わが国の資産の流動化法制の整備が整いつつある中で、ユーロ市場における調達に加え、国内発行案件も増加を見せている。本セミナーにおいては、こうした証券化の潮流の最近の傾向を踏まえつつ、こうした流れの中で現れてきたいくつかの特徴的なストラクチャーにスポットをあてて、実務的な観点からこれらを概観する。 講義詳細 1.証券化取引の潮流の概観 (1)対象資産の多様化 (2)スキームの高度化・複雑化 (3)国内発行案件の増加 2.Operating Company Securitization (事業の証券化) (1)事業を対象資産とする証券化 (2)概 要 (3)対象資産の違いによる留意点 (a) 事業遂行の阻害要因がないことの法的精査 (b) 事業の遂行へのコントロール (c) 出口戦略 3.マスタートラスト・スキーム (1)概要及びその仕組み (2)スタンドアローントラストとの比較・相違点 (3)ストラクチャリングのポイント (a) マスタートラスト契約の共通ルールvs各シリーズサプルメントのシリーズ固有のルール (b)各シリーズへの資金の分配-収益・元本 4.国内発行案件-資産流動化法を中心として (1)特定社債の発行まで-各ステップの概観 (2)留意すべき法的論点 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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