保険会社に対する金融庁検査への対応ポイント~法令上の諸問題への検討とともに~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-09-02(火) 13:30~16:30 |
講師 |
堀裕法律事務所 安田 和弘 弁護士 元 金融庁検査局検査官 |
セミナー詳細 |
保険検査マニュアルに基づく保険会社への検査もほぼ一巡し、本年度中には二巡目の受検となる保険会社が出てくることが予想される。二巡目の受検に際しては、一巡目の受検の際に指摘された事項の改善状況が問われるほか、法令等遵守態勢、保険募集管理態勢、リスク管理態勢のそれぞれについて、一巡目にも増してその適切性、実効性が問われることを覚悟しておく必要がある。さらに、保険検査マニュアルの発出からの約3年間に、銀行窓販の一部解禁等の法令改正が行われたほか、代理店の保険料専用口座の帰属に関する最高裁判決、公正取引委員会による保険商品の新聞広告等における表示についての調査結果の公表など、保険会社を取り巻く環境は大きく変化してきており、それに伴って生じる諸問題を解決する必要性が高まっている。そこで、このセミナーでは、検査官として保険会社をはじめ、都市銀行、証券会社に対する金融庁検査に従事し、法令等遵守態勢等の検査にあたった経験も踏まえ、金融庁検査への対応のポイント(入検時におけるテクニカルなポイントだけでなく、それよりも重要な日常業務におけるポイントを含む。)を再確認するとともに、保険業法等の法令に関する諸問題への対応を検討することにより、保険会社におけるコンプライアンスの実効性の強化・推進に資することを目的とする。 講義詳細 1.金融庁による保険会社に対する検査姿勢 (1)検査における考え方 (2)「摘発型からプロセスチェック型へ」と摘発型への揺り戻し (3)行政処分事例に見る検査のポイントと対応策 2.実効性ある内部管理体制の構築 (1)内部管理体制の形式面 (2)実効性を阻害するおそれのある諸事情への対応 3.検 討 課 題 (1)不祥事件に対する処理 (2)代理店の保険料専用口座の帰属に関する最高裁判例への対応 (3)募集文書の適法性・適切性の確保 (4)個人情報保護法への対応等 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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