キャッシュレス決済・海外/国内事情2020版 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-01-31(金) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ 代表
明治学院大学法学部情報環境法学科 講師 山本 正行 氏 キャッシュレスを専門とするコンサルタントとして、キャッシュレス関連事業を支援 消費生活センターや行政と連携しキャッシュレスが絡む消費者問題の解決にも協力 キャッシュレス決済に関する制度整備、消費者行政などの委員委嘱をうける 講演・執筆多数 現在の役職は山本国際コンサルタンツ代表、明治学院大学法学部情報環境法学科講師など 2005年以前は国際ブランド会社のビザ、マスターカード、それ以前はインテルに勤務 |
概要 |
本講義は毎年2~3回実施しています。受講者層の広がりに対応し、今回から専門家を対象とするコンテンツに加えてキャッシュレスの基本について解説します。例えば国際カード(Visa/Mastercard/JCB等)の基本、手数料、決済ネットワークなどの基本的項目を解説する予定です。 海外情勢は金融機関の業績悪化、Facebookによるデジタル通貨Libraなど、2019年度に注目すべきトピックに加え、フィンテックの動向等を追います。 国内は2019年10月の消費造成に伴い、キャッシュレス・ポイント還元事業が始まりました。講義日程の1月末時点の状況と、制度終了後の課題などについて分析し解説します。割賦販売法改正により、対面加盟店におけるカード番号非保持化とICカード対応の期限が2020年3月に迫りますが、1月の時点の状況や課題等にも触れる予定です。 本講義は金融機関や小売などで決済サービスに従事する方のほか、ソリューションを提供するプロバイダの方などにも受講していただくことを意識し、決済サービスの状況と課題、今後の方向性を広範に扱う予定です。 |
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セミナー詳細 |
1.キャッシュレス決済の基本と制度 (1)Visa/Mastercard/JCB等国際ブランド決済(当事者の関係 等) (2)手数料の構造(加盟店手数料と IRF等) (3)決済ネットワーク(国際ブランド、CAFIS、CARDNET) (4)プリペイド/電子マネー/資金移動サービス(新しいキャッシュレスサービスの基盤) (5)スマホ決済(Apple Pay/Google Pay/QR・バーコード決済) (6)国内法制度(改正割賦販売法とセキュリティ対策、資金決済法改正に向けて) 2.キャッシュレス決済の世界の傾向 (1)従来型サービスの状況と今後(Visa/Mastercard/SEPA/PayPal/銀行 等) (2)中国のキャッシュレス事情(AliPay/WeChat Pay) (3)新しい動き(デジタル通貨 Libraの今後/フィンテックの状況 等) 3.キャッシュレス決済の国内の傾向 (1)キャッシュレス・ビジョン(2025年にキャッシュレス比率 40%の達成度) (2)ポイント還元事業の次(消費落ち込み、キャッシュレス教育の必要性、等) (3)日本の加盟店手数料はなぜ高い(一括払いに依存するビジネスモデルに課題、コストの大幅削減は不可避) (4)国内キャッシュレスの今後の動き(乱立QR・バーコードの今後、カード会社はさらなる統合へ) (5)Maas、シェアリングエコノミーとキャッシュレス決済 4.[資料提供のみ]キャッシュレスサービスの事例(講義中に一部参照します) (1)国際ブランド系新サービス(バンドルカード/Kyash/キャリア系プリペイド) (2)その他キャッシュレスサービス(後払い決済/iTunes/Google Play/キャリア決済 等) (3)スマホ決済(Apple Pay/Google Pay/ペイペイ/LINE Pay/その他) 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください ※ 講義は可能な限り本内容に沿って実施し全項目を解説するよう努力しますが、資料構成や講義順序は必ずしもこの番号順とは限らず、時間の関係などにより全てを解説できない可能性もあります。また、講義日までの社会情勢を反映し、本講義の趣旨に沿うと考えられる別の項目について追加解説することもありますのでご了承ください。 |
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