金融機関の体制整備・検査対応の誤解と内部統制確立の方向性 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-08-25(月) 13:30~16:30 |
講師 |
KPMGフィナンシャル エグゼクティブ・ディレクター 青木 茂幸 氏
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セミナー詳細 |
最近の検査・監督動向を概観すると、証券会社だけでなく、比較的目立たなかった銀行に対しても行政処分が頻発しており、こうした検査・監督の動きは当面継続しそうな状況である。各社とも、検査マニュアル等をベースとしてコンプライアンス・内部監査の体制整備をすすめてきているはずだが、そもそもの部分で認識不足や誤解がなかったか、今一度足元を固めなおす時期に来ているようである。そこで今回の講義では、このあたりに焦点を絞り、内部統制の基本部分での認識の再確認と方向性を明確にすることとしたい。 講義詳細 1.最近の当局検査動向と行政処分 (1)検査手法はこのように変化し、定着化した (2)行政処分頻発の背景はここにある (3)体制整備の不備と行政処分のポイントはこれだ (4)軽視されているグループ検査の視点 (5)経営陣の認識・対応の誤りが招く行政処分 2.検査マニュアル再考 (1)検査マニュアルの位置付けに関する誤解 (2)ミニマムリクワイアメントとベストプラクティスの違いは存在するか (3)検査マニュアルと実際の検査の乖離 (4)自前の検査マニュアル対応の落とし穴 3.コンプライアンス体制整備の落とし穴 (1)コンプライアンスに関する理解の盲点 (2)コンプライアンスは「法令遵守」か (3)コンプライアンスと法務は同一の機能か (4)コンプライアンスオフィサーの位置付けと権限に関する誤解 (5)コンプライアンスと事務リスク管理の区別 4.内部監査機能の抱える重大な課題 (1)内部監査の定義と監査の実態の乖離 (2)コンプライアンスチェックと内部監査 (3)リスクアセスメントの大いなる誤解-事務リスクの計量化ではない (4)改善プロセスに横たわる重大な罠 (5)内部監査の専門性に関する盲点 (6)優先順位の高いフォローアップのポイントはこれだ 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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