保険・ヘルスケア・ゲノムビジネスにおける医療ビッグデータの利活用の法務 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-11-07(木) 13:30~16:30 |
講師 |
TMI総合法律事務所 弁護士 野呂 悠登 氏 東北大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了 TMI総合法律事務所弁護士 平成27年改正個人情報保護法の全面施行前後に、個人情報保護委員会事務局において法令解釈を担当 近時の著書等には『個人情報管理ハンドブック[第4版]』(商事法務、2018)、「医療ビッグデータの利活用と匿名加工情報の論点」(TMI-NewsletterVol.38)、「次世代医療基盤法の概観」(TMI-NewsletterVol.35)、「米国プライバシー法の解説:医療保険の移転とそれに伴う責任に関する法律(HIPAA)の概要」(TMI-NewsletterVol.40)、「従業員の健康情報とAI」(労務事情2019年7月1日号 No.1387)、「AIによる個人情報の取扱いの留意点」(Business Law Journal、2018年6月号)等がある |
概要 |
近年、医療ビッグデータの利活用への期待が高まっておりますが、医療ビッグデータには様々な法規制が関係してくるため、その利活用に当たっては、個人情報保護法(1章)、次世代医療基盤法(2章)、各種倫理指針(3章)、情報セキュリティ(4章)、外国のデータ保護法(5章)のルールを理解する必要があります。また、医療ビッグデータを利活用するビジネスを検討するにあたっては、従来、(1)情報銀行・PDS・データ取引所、(2)PHRアプリ、(3)レセプト・DPCデータの販売、(4)AI開発、(5)DTC遺伝子検査といった実例においてどのような法的整理がなされてきたのかを理解することが重要になります(6章)。 本セミナーでは、個人情報保護・プライバシーの分野を主に取り扱う講師が、保険・ヘルスケア・ゲノムビジネスを営む事業者様向けに、医療ビッグデータの利活用の際に留意すべき法規制と具体的なビジネスにおける実務上のポイントを解説します。 |
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セミナー詳細 |
1.医療ビッグデータと個人情報保護法 (1)日本の個人情報保護法の体系(いわゆる2000個問題) (2)医療分野における個人情報保護法のルール 2.医療ビッグデータと次世代医療基盤法 (1)次世代医療基盤法の概要 (2)次世代医療基盤法に基づく医療ビッグデータの利活用 3.医療ビッグデータと倫理指針 (1)倫理指針の適用関係 (2)人を対象とした医学系研究に関する倫理指針 (3)ゲノム指針・個人遺伝情報ガイドライン (参考)業界ルール(生保協会の遺伝情報に関する指針) 4.医療ビッグデータと情報セキュリティ (1)情報セキュリティの法律 (2)医療情報と情報セキュリティ(3省3ガイドライン) 5.医療ビッグデータと外国のデータ保護法 (1)欧州(GDPR、EU国内法) (2)米国(HIPAA、州法) 6.医療ビッグデータを利活用するビジネスの実例と実務上のポイント (1)情報銀行・PDS・データ取引所 (2)PHRアプリ (3)レセプト・DPCデータの販売 (4)AI開発 (5)DTC遺伝子検査 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
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