金融機関のコンダクトリスク管理高度化への実務とリスクカルチャーの醸成~金融庁コンプライアンス・リスク管理基本方針を踏まえて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-10-17(木) 9:30~12:30 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ
アドバイザリー事業本部 リスク管理戦略センター ディレクター 勝藤 史郎 氏
大手銀行持株会社で、2011年から17年まで統合的リスク管理と国際金融規制戦略を担当 04年から約6年間、同銀行ニューヨーク駐在チーフエコノミストとして米国経済の調査予測に従事 以前は東京、ロンドン支店などでマーケット業務に携わった 17年7月より現職にて、経済分析、金融規制、リスクアペタイト・フレームワーク等のアドバイザリーに従事する |
概要 |
金融機関においては、実効的なコンダクトリスク管理の高度化が課題です。コンダクトリスク管理の最終目標は、リスクカルチャーに根差した経営の「質」を高めることです。ここ1年の間でも金融機関の重大なミスコンダクト事案が発生しています。国内外のミスコンダクト事例は、ミスコンダクトが偶発的なものでなく、戦略やカルチャーに根差すものであることを示唆しています。 国際金融規制において「コンダクトリスク」に関する監督が強化されており、FSB(金融安定化理事会)ミスコンダクトリスク監督枠組みについて定期的にG20宛に報告を実施しています。本邦では金融庁が昨年10月に「コンプライアンス・リスク管理に関する検査・監督の考え方と進め方(コンプライアンス・リスク管理基本方針)」を公表、また本年6月には「コンプライアンス・リスク管理の傾向と課題」を公表しました。 本セミナーでは、コンダクトリスクの概念、金融庁の「コンプライアンス・リスク」に関する考え方をご紹介するとともに、コンダクトリスクの更なる高度化の枠組みについて解説いたします。 |
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セミナー詳細 |
1.コンダクトリスクとリスクカルチャーの定義とスコープ (1)コンダクトリスクの定義 (2)コンダクトリスクのスコープ (3)ステークホルダー別のコンダクト規制・コンダクト事象の整理 (4)リスクカルチャーの定義 2.金融庁「コンプライアンス・リスク管理の傾向と課題」 (1)「管理方針」の趣旨 (2)金融機関における管理態勢と当局による検査・監督 (3)「傾向と課題」 (4)金融機関において必要な対応事項 3.国際・海外当局の動向例 (1)国際金融監督 (2)各国の事例 4.コンダクトリスク管理の高度化とリスクカルチャー醸成 (1)重要コンダクトリスク事象とKRI (2)人材育成・教育 (3)報酬・評価制度 (4)テクノロジーの活用 (5)リスクカルチャーの醸成 (6)管理高度化へのアプローチ 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 |
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お問い合わせ先 |
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