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金融検査マニュアル廃止を受けたリスク管理・引当への影響にかかる実務論点

~実務家の立場からの丁寧な解説~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-09-19(木) 9:30~12:30
講師 EY新日本有限責任監査法人
金融事業部
アソシエート・パートナー
神崎 有吾 氏

格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所 IFRS9対応、統合的リスク管理(ERM)や信用リスクのコンサルティングや会計監査に従事 2009年~11年、金融庁監督局総務課バーゼルII推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事 15年に新日本有限責任監査法人入所後は、IFRS9やCECAL対応、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供
著書等:『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載)

概要 金融検査マニュアルの廃止は、信用リスク管理や引当制度を大きく変えようとしています。金融庁によるモニタリング手法も大きく変化し、形式・過去・部分重視の検査・監督から、実質・未来・全体重視の検査・監督へと変わることが想定されます。
マイナス金利の浸透等、現在、銀行業界を巡る状況は、非常に厳しいと思われますが、本件を新しいビジネスチャンス、業務変革へと結びつけようと動き出している金融機関も少なくありません。
本セミナーでは、実務者の目線を重視した上で、直近までの動向を踏まえ、信用リスク管理や引当制度の変化の方向性と経営管理への影響について、分かり易く解説します。
セミナー詳細 1.金融検査マニュアルの廃止の背景
(1)金融検査マニュアルの廃止の背景
(2)金融モニタリング手法の変化(海外の当局の事例を踏まえて)

2.引当制度への影響
(1)日本の金融機関が将来予測的な引当を適用する上での課題
(2)グルーピングに係る実務論点
(3)将来予測に係る実務論点
(4)新しい引当制度を検討する上での実務課題
               
3.信用リスク管理への影響
(1)格付制度・自己査定制度
(2)マクロストレステスト
(3)パラメータ推計制度(PD/LGD/EAD等)
(4)リスクアペタイトフレームワーク
               
4.システム・人材への影響
(1)システムへの影響
(2)人材への影響
               
5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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