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金融機関の顧客接点強化と収益向上戦略

~顧客獲得×業務改革を両軸に進めるデジタル活用とは~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-07-12(金) 13:30~16:30
講師
株式会社大和総研 主任コンサルタント 柳澤 大貴 氏
株式会社大和総研
主任コンサルタント
柳澤 大貴 氏

北海道大学卒業 事業会社にて海外事業、商品開発に携わる その後日本総合研究所を経て現職 経営戦略立案支援及び人事戦略の設計を得意とする 経験業種は金融、大手商社、航空、鉄道、アパレル、エネルギー、百貨店、素材、機械等多岐に渡る ビジネスモデルと期待人材の最適化が直近のテーマ 著書:「この働き方が企業と従業員を変える」出版社: 中央経済社 (2019/6/20)

概要 金融機関の本業収益は行き詰まりを呈している。一方、金融機関は経済の活性化や働き方改革の旗振り役として期待されるが、その成果は十分とは言い難い状況である。もはや営業マンの訪問件数や営業時間を追いかけるだけでは現状は変わらない。
本講座は『コミュニティー型セールス』のコンセプトをベースに、金融機関の閉塞感を打破するための効果的な取組みについて考察を行う。成功のカギは『コミュニティーの形成』である。良質のコミュニケーションを通じて人が集まる、人が動くというコミュニティーを作ることが顧客獲得のポイントである。コミュニティーの形成が収益を生み出す転換点となる。前半ではコミュニティーを活かしたビジネスモデルの変革や業務改革について、後半では中核人材の獲得や育成に関して実効性が高い諸施策について、手法や事例を紹介する。AIやITの活用が叫ばれるが、その効果的な活用方法についても言及する。
セミナー詳細 1.シュリンクする本業の収益
(1)営業現場は想像以上に疲弊している
(2)LCC化する金融ビジネスに未来はあるのか
 (a)人口減少
 (b)顧客獲得競争
 (c)低収益の常態化
(3)どうすれば低収益から脱却できるのか
 (a)従来仮説の練り直し
 (b)顧客の感情ニーズの把握へ
 (c)新しい顧客接点の構築

2.金融機関を強くする:コミュニティーという発想の転換
(1)衰退業種、衰退地域の共通課題『コミュニケーション不足』
(2)課題克服のポイント
 (a)顧客の感情を刺激する効果的なコミュニケーションの手法
 (b)コミュニケーションに付加価値をつけるテンプレート
 (c)コミュニケ―ションからコミュニティーへのステップアップ
(3)海外の取り組みと成功法
 ~『人が集まり、人が動くと必ずビジネスと収益が生まれる』は世界共通
   事例:集客力向上が雇用を生み、経済を活性化させる

3.業務改革×顧客獲得で収益化を図る~AIやITの効果的な活用~
(1)業務改革と生産性向上にむけたAI・IT技術の活用事例
(2)人材は顧客獲得に向けた仮説を作る
(3)仮説の精度が高まれば収益は自動的に上向く

4.これからの期待人材像
(1)衰退するスキル
(2)不変・維持のスキル
(3)いつの時代も、できる人材はここが違う

5.収益を高めるデジタルとアナログの使い分け~効果を最大化させるポイント~
(1)あれもこれものデジタル化は失敗する
(2)実は、収益の源泉はアナログにある
(3)デジタルツールの効果的な活用術

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください

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