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コンビニ3強によるキャッシュレス化と金融事業戦略

~本業成熟化と急ぐ第2の収益源確保~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-07-26(金) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

概要 セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのコンビニ3強は、現在成長低迷の重大な局面に立たされている。第一の重大局面は、店舖数飽和以上に異業態間競合の激化である。コンビニの中核商品群「食品」を狙い打ちして成長するドラッグストア(2017年度6.9兆円売上、2万店)である。さらに、作りたての独自メニューを出す「グローサランド」という新型レストラン併設食品スーパーの増加である。次第にコンビニの顧客を奪いつつある。異業態間競合が激化すれば、単に不採算店の閉鎖だけでは済まず、異業態店舗出店阻止のため不採算店の再活用を図る必要がある。再活用策に金融店舗も選択肢となる。第二の重大局面は、深刻化する人手不足で24時間・365日営業を脅かしている。セブンイレブンでも選択制を視野に入れている。このため、QRコード決済普及などのキャッシュレス化を推進している。セブンぺイ・ファミぺイ・ローソンぺイの全店展開である。しかし、決め手となる無人コンビニを実験しているが、多店舗展開のプロトタイプは完成できていない。本業の成長と収益の低下をもたらす2つの重大局面に対応しながら、第2の収益源となる金融事業展開も急がれている。しかし、セブン銀行も高収益に陰りが見え、ローソン銀行の差別化も不十分である。ファミリーマートとローソンは大株主に総合商社があり、グループのシナジーを出せる新たな金融事業戦略が不可欠であり、この方向を想定しながら既存の金融機関への影響も予測する。
< 対象者 >
■銀行の関係者 ■ポイントカード、電子マネー、QR決済の関係者 ■生命保険・損害保険の関係者
■コンビニエンスストア、食品スーパーと総合スーパーの店舗企画関係者 ■証券の関係者 ■新規事業関係者
セミナー詳細 1.コンビニ3強の業績
(1)セブンイレブンの業績
(2)ファミリーマートの業績
(3)ローソンの業績
(4)成長と収益を脅かす脅威
(5)1強2弱か2強1弱か

2.中期での死角
(1)セブンイレブンの独走と中期の死角
(2)ファミリーマートの膨張と死角
(3)ローソンの反転攻勢と死角
(4)勢いが強まるドラックストア
(5)増加するグローサランド
(6)見えない次世代型プロトタイプ
(7)求められる第2の収益事業

3.コンビニ3強の第2の収益事業の概要
(1)セブンイレブン
(2)ファミリーマート
(3)ローソン

4.セブンイレブンの第2の収益事業と影響予測
(1)決済プラットフォーム事業
(2)決済プラットフォーム事業の強みと弱み
(3)セブン銀行の業績推移
(4)セブン銀行の曲がり角と強み・弱み
(5)ATMと多機能端末による証券・保険販売の可能性
(6)ネット証券への影響予測
(7)ネット生保・損保への影響予測
(8)セブン&アイとの戦略連動ができるか

5.ファミリーマートの第2の収益事業と影響予測
(1)ATMをゆうちょ銀行に委託
(2)ファミぺイで仕掛けられるか
(3)異業態との共同出店の現状と限界
(4)ドン・キホーテ流コンビニが拡大しない理由
(5)金融事業に意欲を持つドン・キホーテ
(6)描けていない第2の収益事業

6.ファミリーマートでウェイトを増す伊藤忠商事
(1)LINEとの3社間業務提携
(2)LINEの総合金融事業展開
(3)LINEの総合金融事業の強みと弱み
(4)グループのメリット追求
(5)ドン・キホーテとの戦略連携
(6)ファミリーマートによる金融事業展開予測

7.ローソンの第2の収益事業と影響予測
(1)ローソン銀行の展開
(2)他のネット銀行との差別化
(3)差別化としてのコンビニ再活用策
(4)金融店舗の可能性

8.ローソンで主導権を発揮する三菱商事
(1)三菱UFJ銀行との連携
(2)決済プラットフォーム化
(3)地域金融機関との連携強化
(4)銀行への影響予測
(5)証券への影響予測
(6)生保・損保への影響予測

9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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