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金融機関におけるコンプライアンス・リスク管理とリスクカルチャーの醸成

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-05-23(木) 13:30~16:30
講師 PwCあらた有限責任監査法人
ガバナンス・リスク・
コンプライアンス・アドバイザリー部 パートナー
辻田 弘志 氏

金融機関及び一般事業法人等に対し、リスク管理、ガバナンス、コンプライアンス、内部監査等を中心に様々なサービスを提供 特に最近はコンプライアンス、リスクカルチャーに係る支援を中心に活動している

概要 過去数年を経て3つのディフェンスラインに基づく非財務リスク管理態勢の整理は各金融機関で進展していると思われます。本セミナーでは、金融庁の「コンプライアンス・リスク管理に関する検査・監督の考え方と進め方(コンプライアンス・リスク管理基本方針)」も踏まえ、あるべき非財務リスクの管理の考え方やそれを有効にするうえで重要な要素となるリスクカルチャーの醸成を如何に実現するかについて過去の不祥事案分析も含め考察を試みます。
セミナー詳細 1.金融機関を取り巻くリスクの変化とリスク管理のあり方の変化
非財務リスクの管理対象の変化について説明します。特に「コンプライアンス・リスク」の中で管理対象とすべきコンダクトリスクと従来のコンプライアンス(法令等遵守)やオペレーショナルリスクとの違い、関係について説明します。またコンダクトリスクを含む「コンプライアンス・リスク」の管理のあり方についても触れます。
(1)非財務リスクとしてのコンプライアンス・リスクの整理
 (a)コンプライアンス、オペレーショナルリスク、コンダクトリスクの関係整理
 (b)リスクタクソノミーによるリスク認識の共有(リスク領域の統合、3LoDによる整合した管理)
(2)コンプライアンス・リスク管理のあり方
 (a)リスク管理の視点(アウトカムの視点、社外のリスク管理の必要性)
 (b)非財務の統合リスク管理体制と3LoD
 (c)リスク管理フレームワーク
 (d)リスク管理プロセス(ライフサイクル視点によるリスクの捕捉とリスクオーナーシップ)

2.過去の事案からのコンプライアンス・リスク管理の有効性の考察
金融業界に限らず過去に生じた不祥事件をベースに、コンプライアンス・リスク管理を有効とするための重要な視点について考察を試みます。
(1)過去事案の概要と真因分析
 ~ガバナンス、リスク管理態勢、内部監査の有効性
(2)事案の未然防止・早期発見を実現するための視点、条件
 ~自律的統制の確立と有効な牽制力の維持の条件

3.リスクカルチャーの醸成
金融機関自らリスクを定義し能動的に管理するうえでより重要となるリスクカルチャーの醸成について、定性的なリスクに係るアペタイト(リスク認識、リスク許容度)も含め説明します。
(1)リスクカルチャーとは
(2)リスクカルチャー醸成の為の取り組みの考え方
(3)リスクカルチャーの計測

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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