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異業種におけるデジタル変革の現状と金融事業者の商機

~金融機関が知っておくべき、製造・流通・サービス業の最新動向~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-04-05(金) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
上級コンサルタント
鈴木 良介 氏

株式会社野村総合研究所ICTメディア・サービス産業コンサルティング部、上級コンサルタント 2004年、株式会社野村総合研究所入社 近年では、ビッグデータ・IoT・人工知能などのテクノロジが事業・社会にもたらす影響の検討および新規事業立ち上げ支援を行う 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業CRESTビッグデータ応用領域領域アドバイザー 著書に『データ活用仮説量産フレームワークDIVA』(日経BP、2015年)

概要 あらゆる産業は、ビッグデータ・AI・IoTの登場により大きな変化の渦中にあり、競合、ビジネスモデル、サプライチェーン、すべてが変わりつつある。実体経済が変化する中で金融も変化せざるを得ない。
実際、金融ニーズの当事者である事業会社が金融サービスの担い手となり、本業と連動した金融サービスを高速・柔軟・低負荷で活用する事例は増えている。金融はそもそも実体経済の黒子であるが、これからは、気の利く多様な黒子が社会に遍在するようになるだろう。本業を通じて収集される多種大量のデータは、気をきかせる上で大きな役割を果たす。
既存金融機関はこの変化とどう向き合うのか。事業会社が金融サービスを提供する中で、「名脇役」としての立ち位置を保てるだろうか。本セミナーでは、製造・流通・サービス業等におけるデジタル変革事例を紹介し、今後求められる金融サービスを考えるヒントを示す。
セミナー詳細 1.ITの成熟はどこまで来たのか?
(1)「ビッグデータ」から10年、何が変わったのか?
(2)他産業には見られないIT業界の特性は何か?
(3)意味不明ワードである「デジタル変革」をどう理解するか?

2.異業種におけるデータ活用とデジタル変革事例
(1)競争の前提を変えるデータはどのようなデータなのか?(GAFAは何をしたのか?)
(2)1兆円単位で市場構造を変えるビジネスの特徴はなにか?(アドテク、EC、クラウドの共通点)
(3)「見える化」止まりにならないデータ活用仮説をどのように考えるか?(DIVAフレームワーク)

3.ビッグデータ、IoT,人工知能を使って何を実現するのか?
(1)UBERとラクスルの共通点はなにか?UBERの次の一手から学ぶべきことは何か?
(2)「顧客のていねいな理解」だけでは金にならない
(3)「最安」でAmazon.comと競争するか?ラ・ルーヴのように「最愛」で選ばれるか?

4.明日始められるデータ活用仮説の量産
(1)異業種データ連携の前に考えるべき、部局間データ連携
(2)まじめな企業はどこで失敗するか?
(3)「気が利く」と「気持ち悪い」の境界は不明瞭

5.金融は何を期待されているのか?
(1)金融ニーズの当事者が、金融サービスの担い手になる
(2)異次元に気が利く金融サービスが登場する

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください

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